『望むべくはただ』その756
台風大杉。全くどうでもいい話だが、TDLにおけるミッキーは一人の人間が同時にミッキーを目撃しなければよいそうだ。だからミッキーの家には窓がない。ひきこもり。着ぐるみ控え室には相当数のミッキーがいることだろう。多分関係者もなかなか入れないのだろう。そんな光景を写真に撮られてインターネットに公開されたら子供の夢粉砕だ。ところでミッキーマウスの単位は『匹』か『体』か。ブンブンブブブン!ミッキーマウス。
私の今の食生活はほとんど冷凍食品だ。一口に冷凍食品と言っても一口では食べきれないほどの、スーパーで売られているような冷凍食品でなく、お惣菜として作られたものが月に一回届く。30袋入っている。ほうれん草や煮物や魚を中心とした和食。自然解凍するだけで食べられる。送料税込み3980円だから、自炊するよりお得だろう。
『タコとわかめの酢の物』なんて4人分なら自炊した方がいいかもしれないが、一人分なら食材が余ってしまう。一ヶ月一万円で生活する番組でキャベツ15円分とか言うが、確かに切ればグラム当たりそうなるが、その値段で売られてはいない。余った分も使い切るためには4、5日キャベツのおかずが続くことになる。
それよりもなによりも味がいいことに驚いた。『冷凍食品を解凍してベストになる状態』で調理しているのだろうか。だとすると一般的に一流とされる職人には作り出せないものだ。
ちょうど缶コーヒーを作らせたらポッカやネスカフェより何故かJTが作り出す Roots ブランドの缶コーヒーの方が味がいい。ポッカやネスカフェは『コーヒー』を作り出そうと必死であるが、JTは『缶コーヒー』を作っている。
我々がラーメンを食べに行く気分と、自宅で出前一丁を食いたい気分は全く性質の異なるものだということに気がついている企業の勝ちではないだろうか。誰も缶コーヒーに本物のコーヒーなんか求めていない。『本格』なんてつけているようじゃダメなのだ。
そういう意味でオリジン弁当は凄い。材料は冷凍で、調理人はパートでかなりうまい。気がついている企業の勝ちだ。