『敗北と死に至る道が生活』その2197
布施明が格好いい年末年始恒例? クリスマスボーナス 又は 年末助け合い 又は お年玉 なんでもいいんですが・・・。EKDB運営にあたり有料レンタルサーバーを借り、日々更新作業を行っています。つきましては寄付をいただける方は Amazon ギフト券を購入して番号を送付していただけると、サーバーレンタル代、Web関係の書籍、エレカシ関係の購入などで助かります。
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『敗北と死に至る道が生活』その2198
新年早々私が考えることではないが、温泉に入る猿の「出るタイミング」が分からない。『敗北と死に至る道が生活』その2199
どーんと行きたいのですが、体調不良なため規則正しい生活。会社には行っているが喉が痛い。週末はライブなので復活するよう長ネギを刻んで茹でずに味噌汁に入れたものを飲む。これが一番効く。録画した紅白を3倍速でだーっと見たが、美川憲一の演出が一番ひどかった。あれを面白いと思って企画した人、企画書にOKを出した人、それを受け入れる美川憲一とオードリー。まぁオードリーからは断れないだろうけど。全てが茶番であることを出演者も視聴者も分かっていてどちら側から見ても恥ずかしいと思うことをやらされているし、見せられている。2010年にもなって。
布施明の考えを聞いて五木ひろしや細川たかしはどう思っただろうか。利権談合共産主義世代だから切れないし切らせないんだろう。
スーザン・ボイルにキムタクが英語で話しかけたのを通訳されていた。最後の最後に仲間由紀恵が「歌は勝ち負けじゃないですから」と番組そのものを全否定していた。春は近い。
『敗北と死に至る道が生活』その2200
「ヤノマミ」について調べようと思い、メモ用紙に書いてテーブルの上に置いておいたら「矢野真美って誰?」と聞かれてしまった。「ヤノマミ」とはアマゾンの民族で、首都でオリンピック開催が決定したことなんて全く関係ない。ブラジルに属しているなんていう考えすらないのだろう。出産した赤子を人間として育てるか妖精として森に返すかを母親が決める。妖精にする場合シロアリの巣に放り込んで食べさせてから焼く。ある種の生贄。
きっとブラジルの法律に当てはめたら殺人になってしまうだろう。このような部族は世界中にあって戦争に巻き込まれて混乱の中で淘汰されて行った、が、「ヤノマミ」はアマゾンの秘境にいたので巻き込まれなかった。逆に言うと今後も巻き込まれることはない。ブラジル政府が現代文明を入れないように保護しているからだ。となると永久に現代文明を入れないことになる。自らの進化が見られるのだろうか。”自然のままにあれ”と介在しないという不自然な行為。こうなると自然と不自然の違いが分からなくなってくる。
『敗北と死に至る道が生活』その2202
体調がだいぶよくなった。鼻腔を広げる絆創膏を張ってみたら楽になった。「貼って」の誤変換だが、「張って」でもあながち間違いではないくらいのテンションあげあげで鼻腔を広げてくれる。北島三郎気分である。バネ的なものを粘着させて己のパワーで剥がれないかと心配したのだが、一晩経ってもちゃんとくっついていて、しかもいざ剥がそうとすると楽に剥がせる。最近は皮膚を切ることも減って我が家にはバンドエイドチックなものは無いのだがCMを見る限りかなり進化していそうだ。なんでも「チック」をつけているとプラスチックのとき困る。そんな時は「~的な」を利用するがいい。だがプラスチック的な素材で出来ている何かは大概プラスチックで出来ている。ドラマっぽけりゃぁドラマチック。プラスっぽけりゃぁプラスチック。
世界中の人が様々な素晴らしい物を開発して享受できる喜び。江戸時代なんか明太子を食べられるのは山口から福岡の人だけだった。かどうか知らないが、物が便利になって人が廃れてゆく。便利指数が上がって、人の質が下がってきているのを時間軸でグラフにしたら私たちの時代が損益分岐点かもしれない。つまりは一番いい時代だと。人は自分が生きている時代を「一番いい時代」と言いたがるものだ。と聞いたり聞かなかったり。
明日。渋谷CCレモンホール。渋谷公会堂時代は「8時だョ!全員集合」が収録されていた会場。「しむら~うしろうしろ」ばりに「みやじー」と声援を送ろう。ここは音響家が選ぶ優良ホール100選に選ばれている。今回は周りに迷惑なのでリアルタイム更新を自粛します。
以前タクシーで運転手に「C.C.lemonホール」と言っても分からなかったことがある。発音が悪いのかと思って「すぃーすぃーうぇもん」と言ったら「ぱどぅん」と言い返された。でこぴんしたった。
「元渋谷公会堂」と言っても地方出身の運転手はこれまた分からない。「分からない」と言われたらじゃ別のタクシーにしますと言おう。走り出すと料金が発生するので走り出す前に確認した方がいい。そうしないと奴等のレベルが上がらないのだ。経験値与えるなんて親切すぎるか。
そうもしていられないくらい急いでいる場合は「渋谷区役所」と言えばいい。「渋谷区役所」で分からないヤツがいたら股間を蹴って「どこに金玉つけてんだ」と。
地元のダンナからのアドバイス。
埼京線に乗る人は少ないだろうがホームがズレているので改札に出るのにかなり時間がかかる。赤羽から渋谷は埼京線が一番速いので散歩組は使うか。「ハチ公口」「ハチ公口」「ハチ公口」としつこいくらい書いてあるので大丈夫だ。ルパンに盗まれてなければ、”俺を倒してから行け”的に「ハチ公」が立ちはだかっていると思うがあんなものは見なくてよろしい。関係ないがハチ公の銅像の除幕式にはハチ公が出席している。生前に銅像になるヤツなんてロクなもんじゃねぇ。と聞いたり聞かなかったり。
イギリスに輸出された”渋谷式スクランブル交差点”を対角線上に突っ切り、右へ。”西武冬市”と”スパークリングセール丸井”の間の”公園通り”を左へ折れるが、1つめの西武の次に2つ目の西武があるから気をつけたまえ。とにかく丸井を目指したら信号を渡らずに左へ。
ゆるい坂道を上がりつつ、”パルコアラ”も通り過ぎ、お役所仕事しか出来ない”渋谷区役所”が見えたら隣がC.C.Lemonホール。駅から600mくらいあり、初めての人は不安になるかもしれない。「不安になるかもしれない」という安心感を胸に歩け。
今後のために補足しておくと、さらに真っ直ぐ行くと NHKホール。右に曲がれば SHIBUYA-AX がある。が、こっちは既に原宿の方が近い。
昼は blacows にでも行ったらいいさ。私は行かないが。
なげぇよ。
『敗北と死に至る道が生活』その2203
ざっくり調べた結果、「今宵の月のように」と「悲しみの果て」を両方やらなかったのは(単独ライブでは)2006年5月28日恵比寿リキッドルーム以来です。獲物を狙うオジロワシを狙うツタヤさんの集中力はすごい。
『敗北と死に至る道が生活』その2204
歯医者が終わって980円のカツ定食を食べ終わって1,080円払ったらおつりが200円来たけどそのまま帰ってきてしまった。一方で「おにぎり」をくれたり、チケット掲示板で今日の午後ギリギリでチケットが入手出来た話とお礼などもあり、みんないい人で、せこい自分が情けない。
今日もツタヤさんのブログの写真がすごすぎた。
『敗北と死に至る道が生活』その2205
初詣に明治神宮へ。10日なのにまだまだ人手が多い。明治神宮は「人を差別しない」という方針でおみくじに上下がない。紀伊国屋書店でこれらのモノを買って帰ってきた。
『敗北と死に至る道が生活』その2206
ライブレポで、「ココロに花を」にとまどいを感じ徐々に遠ざかっていった方が「離れた時間に悔やむ想い」という心境を書いてくれたのを読ませていただいた。その間「さほど俺の出番望んじゃないようだが」という歌も出てまして、なんだかじーんときた。復活組みの皆様おめでとう。「悔やむ」という分「新曲として聴ける」というメリットもある。ライブが終わっていろんな感想をいただける。「素晴らしい場所をありがとう」というメールもたまにいただく。私は場所を作っただけ。中身はエレカシファンが埋めてくれる。こちらこそありがたい。
私も「新しい季節へキミと」にとまどいを感じ日記に書いて皆さんに感想をいただいて今に至っているのは当時をご存じの方なら分かることだろう。今回の新春ライブで「すまねえ魂」では「探している何か」について「ココロだよ」と何を見つけたかまで歌われた。ミヤジ自身が「尋ねあぐねていた」のだ。戸惑わない筈が無い。
今回の各会場で始まる前に客席を見渡して「やったなミヤジ」と思い鳥肌が立っていた。エレファントカシマシを見られるという気持ちでみんな本当にいい顔してる。・・・武道館ではなぜか感じなかったのだが。
行き場のないときめき
心の中 キミを尋ねあぐねていた
毎日まるで自分という謎解いていくゲーム
全てを 愛せそうなのに
(新しい季節へキミと)
「キミ」とは過去の自分ではないだろうか。
嘘つきじゃないさ。時間が過ぎただけさ
僕らそうさ こうしていつしか大人になってゆくのさ
いざゆこう さらば遠い青春の日々よ
俺は何度も何度も叫んだけど
もはや君は遠い遠い思いでの中
(さらば青春)
「君」は世間を斜めから見ていたから無理して全員と肩をぶつけて、いちいち痛かった。ただ当時はそれが「大人」と言われる人たちの中で生きるための正直なココロのままだった。
素直に今を生きられりゃあ、どんなに、どんなにいいだらう。素直に生きてゆけりゃあ。(なぜだか、俺は祷ってゐた。)
素直に、素直に生きられりゃあ、どんなにいいだらう?(地元のダンナ)
不器用が故ちょっと遅かったけど素直に生きたら肩がぶつかることも少なくなった。「君」だって、何度か脱皮を繰り返した「(現在の)私」だって、ただただ今に正直に生きているだけだ。そういう意味では昔も素直に生きていたのかもしれない。ミヤジもそして私も。もしかしてあなたも。
『敗北と死に至る道が生活』その2207
人間の体はよく出来ているというが、満腹信号が遅れて脳に伝わるというのは欠陥ではないか。と、嫁と家族会議で話し合っていたのだ。満腹信号ケーブルを光ファイバーにしたらいいんじゃないかと。要するに食い過ぎるのを自分の責任でなく神様に転嫁したいだけだったりする。それでいて神社で神頼み。おちょくっとんのかいと怒られる。飢餓の時代が長かった為にそうなっているのだとしたら、たった1世代でDNAが書き換わるとも思えないから正しいのだろう。我々の上の世代の子供のころは飢餓の時代だったし栄養不足だった。電気が普及するまでは縄文時代より若干マシな程度か。冷蔵庫がなかったのだ。魚、豆腐、寒天、大根。干せば腐りにくいから何でも干してみたい気分になる。「坂の上の雲」を見ていても沢庵だけで食事している。洗濯も手。トイレは厠。縄で尻を拭いていた。そりゃ平均寿命も短い。
Wiiのマリオは「Super Mario Fit」として自分で走ったりジャンプする機能をつけてくれれば運動になったと、運動不足を任天堂に転化したいだけの私だったりする。
左側のメニューが開けない場合のためにサイトマップを作りました。
『敗北と死に至る道が生活』その2208
嫁がスーパーへ行って来て、「白米より玄米のほうが高いのはなんでだ!」と。確かに玄米を精米して白米にするのだからひと手間少ない筈だ。が、玄米を買う人のほうが圧倒的に少ない。需要が少ないものより需要が多いものの方が売れるから安く出来る。「ベースマガジンの方がギターマガジンより高いのと同じだ」と説明したが、余計分からないと言われた。高田純次が「今年はどんな年になりそうですか」と問われて「寅年なんじゃないかな~」と答えていて、あんなおじさんになりたいと思った。
『敗北と死に至る道が生活』その2209
最近声を出して笑ったテレビ番組。「ケータイ大喜利」の元ジャイアンツ槇原のコーナー。ジュニアはあの一瞬で出す順番まで考えているそうだ。
「ホリさまぁ~ず」の三村がクイズ王の体(てい)で企画したら最下位だったヤツ。ゆる系ではこの番組がイチオシ。
「笑っている最中に更に放り込んでくる」という笑いが好きだ。
『敗北と死に至る道が生活』その2210
素人の歌に興味がない方はスルーして下さい。私が受験生だった頃流行った曲です。
私が大学生だった頃好きだった歌です。
『敗北と死に至る道が生活』その2211
野音DVDが Amazon で予約開始されたという情報を頂いたのでトップページにリンクしました。高い方が初回限定盤です。被カバー情報のリンクを作りました。作品一覧(Amazon)の一番下です。
今日はさまぁ~ずのコントライブとあめトークの板尾伝説のやつをレンタルしてきた。板尾さんの映画も公開中なので行きたい。カールじいさんも見たいのは内緒にしておこう。
『敗北と死に至る道が生活』その2212
NHK BS で荒井由美の「ひこうき雲」の製作について特集をやっていてなかなか良かった。ユーミンが「私、声には執着していない」と言っていてなぜだか、ほっとした。16チャンネルのマスターテープを抱えてエンジニアと参加メンバーを集めて座談会。ダンナの正隆さんとか細野晴臣さんなど。軽くセションしていたが、高いとこが歌えてなかった。やっぱり「はっぴぃえんど」は日本音楽史の宝だ。
16チャンネルあるからそれぞれの音を消したり出したりしていた。ドラムなどを消してユーミンのボーカルと細野さんのギターだけを再生していたが、すごく良かった。16チャンネルの音源ごと発売してユーザーが音を強弱出来たら面白いと思った。
これ名案かもしれない。パソコンか専用ハードウェアで自分でミックスダウン出来る。カラオケはもちろん、自分の演奏で歌は本人という逆カラオケ可能だろうし。1チャンネル200円くらいでどう。
『敗北と死に至る道が生活』その2213
こんにちは森進一です。と森進一が言ったらあなたはどうする。夜まで待つか。違うか。京都の地図はエクセルで作れるらしい。違うか。
「さまぁ~ず*さまぁ~ず」を見ても「きらきらアフロ」を見てもタレントのマネージャーというのはスムースに仕事が出来たらネタにならないから、わざと変な人をマネージャーにしているのだろう。そうとしか思えない。私が大竹のマネージャーやったら「何でもさっとこなすんじゃねぇ」と怒られるだろう。違うか。
「~~的な」を自分が使う分にはいいが、人が言っていると腹が立つことに気がついた。だからってやめないが。「~~的な」はたぶんさまぁ~ず発祥だと思うがどうか。違うか。
それは置いといて、今のダウンタウンがちゃんと作ったコントってのを見てみたい。テレビでぐだぐだやってた方が遥かにお金になる。一方で年に一回はコントライブで原点を確認する人たちもいる。
『敗北と死に至る道が生活』その2214
板尾創路の脱獄王を見てきた。脱獄シーンが凄かった。よく撮れてる。途中のマジ歌で爆笑したかったが、みんな静かに見ていたので我慢した。ユーザー指摘により掲示板のパスワードには日本語が入らないことが確認されました。当ページ内ではパスワードに日本語を許可しています。掲示板は私が1から作ったものでないので見落としていました。日本語をパスワードにしたい場合は別の場所で打ち込んだ文字をコピーして貼り付けるとうまくいくようです。半角の場合は関係ないです。
このページにそれほどのセキュリティーは要求されていないか。。。企業のページが改竄される事件が多いが、FTPユーザーIDとパスワードがそんなに漏れるものだろうか。パスワードに日本語が使えれば海外からのハッキングは結構防げると思う。
『敗北と死に至る道が生活』その2215
日本は戦後狂ったように経済成長した。生き残っている者はあの戦争で命を落とした人の分までがむしゃらに働いたのだろう。日本人の義が現代ニッポンを作り上げた。山口県萩市教育委員会では歴史で吉田松陰を教えないという案があるそうだ。倒幕した義士たちはテロリストだという考えだとか。馬鹿馬っ鹿だ。この理論で言うと西郷さんも坂本龍馬も教えられない。世界中を見ても歴史とは暴力と狡賢さで辿った栄華の極致だ。事実を淡々と教えて子供たちがどう思うかでいいと思う。
『敗北と死に至る道が生活』その2216
どこも悪くないのに歯医者ばかり行っている。かぶせたヤツが古くなったので新しくしてもらっている最中。歯医者は20年前とは偉い勢いで進歩している。きっと他の病院でも医療機器やら薬剤やらかなり進化しているだろう。その道の係の人って素晴らしい。一方でインプラントを使い回したり、脂肪吸引で死亡したり。人間の質というのは進化しない。いい意味でも悪い意味でも2100年には南向きに布団干すだろう。
って蔦谷さんの日記のぱくりだ。
『敗北と死に至る道が生活』その2217
土日は実家へ帰っていた。月に一度は帰るようにしている。母が若干老けた気がした。昔は若かったので文句の一つも言ったが、今となってはおばぁさんに何か言っているようで可哀想なので何も言わない。これがいいことなのか悪いことなのか分からない。昭和初期に生まれた人は、兄弟が多くて学校を卒業すれば家を出て仕事をして仕送りをする。男も女も関係ない。みんなそうだった。悪く言えば「口べらし」だ。家を出ればひとり分の食事が浮く。偉くなくてもコツコツ働いて私達を育て、小さな家を買って普通の生活をしている。たいしたものだ。
と思っている。という話をした。
寒い台所で電気もつけずに唐揚げを作っていた背中が小さく見えた。
食べ終えてから無言で食器を洗ってやった。背中越しに母が見ていた。私の背中はどう見えただろうか。
『敗北と死に至る道が生活』その2218
実家近くの養鶏所に行ったら「シャクレはうちのニワトリです」と書いてあった。あの濱口のか。ニワトリなんかどれ見ても同じに見えるが。タクシー運転手が凄い事になっている話はもう聞き飽きたが、あるタレントが日本テレビのタクシー乗り場から「TBSまで」と言ったら「TBSってどこですか」と言われたそうだ。劣化の具合が激しすぎる。一方で介護のインドネシアの人々を何年かに1回試験を受けさせてパスしないと仕事を続けられないそうだ。その問題は日本人でも読めないような専門用語が書かれている。公的機関がやったんだろうから問題作ったやつをテレビに呼んで太田総理に小一時間問い詰めさせたらどうだ。
『敗北と死に至る道が生活』その2219
今晩は。敷布団の買い替え時が分かりません。「顔と体が一致しない」。タイガーウッズが言ったとか言わなかったとか。そんな噂を聞いたり聞かなかったり。
うちのページ経由で「野音DVD 通常盤」が1枚予約されています。故意ならいいのですが、この時期に予約するなら初回限定盤の間違いじゃないかという狼狽心です。昔、Bruce Springsteen の Born in the U.S.A の 12 inch バージョンなどという訳の分からないレコードを買った身としては、敢えて通常盤を予約するのもシンプルに力強くてうらやましい。男だ。女性かもしれなが。
『敗北と死に至る道が生活』その2220
100年刻みの「年」を数十枚と「移動」というシールをテプラで作って電子レンジに貼ってみた。「年」を貼った"何分温めるか"というダイヤルを"1600年"に設定。冷蔵庫を開けて一番最初に目に入った厚揚げを入れて”移動”を貼ったスタートボタンを押してみた。厚揚げが温かくなって、「くだらねぇ」とつぶやく予定だった。チーンと音がして開けてみるとそこには温かいはずの厚揚げが無く、くだらねぇとつぶやく予定もなくなっていた。もしかして。。。。
そう。もしかした。かもしれない。が、確かめようが無い。1600年に行ったんだろうか。厚揚げは1600年に行ったんだろうか。1600年に厚揚げが突然現れたという伝説は聞いたことがない。だが、1600年に厚揚げが突然現れなかったという話も聞いたことが無い。私は無性に確かめたくなった。どうすればいいだろう。こんなときは田中に聞くのが早い。クラスの中でもトップクラスだ。科学的な話の。
私は滅多に使わない携帯電話を手にし、田中に電話した。「あのさ、タイムマシンで移動したことはどうすりゃ分かる?」前置きが嫌いな私は唐突に切り込んだ。返事は意外といえば言えなくもないし、しごくまっとうだと言えば言えなくもない「見りゃわかんだろ」だった。混乱したのは私のほうだ。「見りゃって何をだよ。厚揚げか?」「厚揚げ?お前タイムマシンの話をしてるんじゃないのか。タイムマシンだったら周りを見回せばどの時代かなんとなく分かりそうなものじゃないか」。
私が作ったタイムマシンが電子レンジを利用したものだという説明も無く、厚揚げだけが移動したという説明も無く聞いた私が悪かったのだ。普段から主語が無いとよく言われる。「ごめん。そうだな」と電話を切った。日本は島国だから主語が無いんじゃないかと思ったが、今はそんなことはどうだっていい。
その次に私がやったことと言えば当然、洗面所にある乾燥機だ。自分で行ってみるしかない。頑張れば入れる。タイマーに「年」を貼り、スタートボタンに「移動」を貼り付けた。誰が押すのだ。まぁいい。押してすぐに蓋を閉めればなんとかなるだろう。あわてるでない。行きたい年を慎重に選ばなければならない。1600年に設定したとしても、歴史が苦手な私としては、それが1600年なのか1700年なのか区別がつかないだろう。通行人に「今何年ですか?」と聞いても西暦の制度がない時代だ。漢字二文字の年を言われてもそれが江戸時代なのか安土桃山時代なのか区別がつかない。
2100年だったらはっきり未来だと分かるんじゃないか?ダイヤルを合わせてふと考えた「どこに移動するのか」。日本とは限らないではないか。時間と空間を指定して移動しなければならない。2100年のデンマークだったらどうしよう。今のデンマークだってよく知らないのだから比較のしようがない。
そう言えばあの厚揚げは1600年のどこに行ったのだろう。太平洋の海のド真ん中だったら「ぽちゃん」で終わりだ。「タイムマシンで厚揚げが移動した」という歴史的な事態を数匹の魚しか知らないではないか。数匹の魚が厚揚げを「うまい」とも言わずに黙々と歴史ごと食べて終わりだ。
私は勝手に仮定した。移動元と同じ場所に移動したのではないかと。ただこれも証明できない。地球は自転しているのだし、公転まで考慮したらタイムマシンで移動した瞬間に宇宙空間に放り出されないとも限らないこともない。ないが多くてよく分からない。
宇宙空間に厚揚げが突然現れたという話は聞いたことがない。だが、宇宙空間に厚揚げが突然現れなかったという話も聞いたことが無い。私は無性に確かめたくなった。どうすればいいだろう。こんなときは NASA に聞くのが早い。世界の中でもトップクラスだ。薄~い銀紙みてぇな毛布が温かいと言われているいかがわしい通販のヤツにも 「NASA が開発した」と書いてあれば威厳が増す。多少のぬくもりも、さすが NASA だとプラシーボ効果で倍増だ。だが今はそんなことはどうだっていい。とにかく NASA に電話するのだ。
「あ、もしもしNASAですか」
「Hello? Hello?」
「宇宙空間に厚揚げありましたか」
「Pardon?」
「厚揚 in Space?」
「What's?」
「A.t.s.u.a.g.e in Space?」
「ppp....」
「切られたちくしょう」
そうこうしているうちに、母が乾燥機に洗濯物を入れた。ま。まずい。スタートボタンを押した。
2100年。赤羽団地に洗濯物が飛んだ。
『敗北と死に至る道が生活』その2221
嫁が「サヨナライツカ」を見てきた。帰るなり、「あんなつまらん映画はない」と言っていた。どこで泣けるのかと。可愛そうに。映画を作る人々は、なけなしの小遣いを使って久しぶりに見た映画が外れだった時のことを考えて欲しい。原作は読んだがさほど悪くなかった。「私の頭の中の消しゴム」もさほど悪くなかった。
「GENTLE LAND / ECHOES」
この歌も結構好きだった。これは関係ないか。
日本人の原作を韓国人が監督しタイで撮影しているから複雑骨折している。
『敗北と死に至る道が生活』その2222
iPad ってでかくね?日本人はカバーつけたくなるから結局ミニノートみたいになってしまう。銀面が綺麗だから傷がつかないようにとシリコンカバーをつける。だがその綺麗な銀面は一生見ないことになる。カバーって一体何なんだ。
普通は大きかったものがこんなに小さくなったのかというのがバージョンアップだが、小さかったiPhoneがガリバー用になったみたいで逆に新鮮だった。
普段はiPodの大きさで、使うときだけiPadにならないものだろうか。新聞は広げると大きくなる。液晶を畳むというのは発想としては安易だ。機械としての実際の大きさは小さいほうがいい。人間が見るには大画面がいい。
仮想的に大きく出来ないものだろうか。見るだけなら出来るかもしれない。タッチ操作も仮想にしなければならない。だが、人間は火葬にしかならない。いくら技術が進歩しても南向きに布団を干す。切ったら血が流れるのが人間。
『敗北と死に至る道が生活』その2223
人志松本のゆるせない話で Yahoo のコメント機能について怒っている芸人がいたが、同じくネットで調べれば分かりそうなことをネットで聞く人って何なんだろう。例えばこれ。
『中洲 KENZO Cafe』 は、中洲のどの辺にありますか?
。。。と、ネットで聞くんだったら Google か Yahoo で調べりゃいいじゃねぇかと思う。地図が出てくるから人に聞くよりよっぽど分かりやすい。Googleでエンター押すよりYahoo知恵袋に書き込む方が面倒くさいと思うが。
でもきっと何か特別な理由があるんだろうな。私が「あぁそうか。そりゃ失礼しました」と言えるような理由を知りたい。