エレファントカシマシDB 管理人の日記 200304

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『敗北と死に至る道が生活』その233
今日、爪の生え際のところをボールペンの先でぎゅーっとやってみたら相当痛かった。

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『敗北と死に至る道が生活』その234
私はコンピュータ業界をかじっているので、パソコンがおかしくなると質問されることがある。『何をやったらおかしくなったのか?』と聞くと、たいていの人は『何もしていない』という。

『何もしていない』のに何故パソコンがおかしくなったと感じたのだろう。そんなとき私は『何もしてないからおかしくなるのだ。』と言い放つ。パソコンはファイヤーウォールやウィルスプロテクトしておかないとおかしくなる。湿気でハードディスクにカビが生えたりもする。

そんな私でも驚いたのが『ヒトの脳の記憶をUSB経由で保存するというもの』。忘れたい過去や恥ずかしい記憶などを強制的に思い出すらしい。エイプリルフールか。


『敗北と死に至る道が生活』その235
私達は日本人なので割と『範囲』で攻めていく。一方欧米は割と『点』で攻めていく場合が多い。

例えば住所は日本では『東京都』と、いきなり地域を絞る。しかし欧米では『1-1-1』から始まる。これでは一体どこの『1-1-1』か分らない。南極かもしれない。しかし『東京都』は明らかに『東京都』であって南極である可能性はかなり低い。

例えば日付は日本では『2003年』といきなり年を絞る。しかし欧米では『4/1』と書く。これでは4月1日なのか1月4日なのか分らない。南極かもしれない。しかし『2003年』は明らかに『2003年』であって南極である可能性はかなり低い。

パソコンで書く文章はコピー&ペーストによる威力と破壊力を持っている。そのうち作家までもがこういう文章を書くことだろう。それは明らかに手抜きだ。


『敗北と死に至る道が生活』その236
私はいつも原始人のことを考えている。言葉や文字が誕生しつつあるこの時代の雰囲気を肌で感じたく、青森の三内丸山遺跡に足を運んだこともある。昔、登呂遺跡に泊まらせてくれと言ったら断られたこともある。規則が規則が・・このお役所仕事め。

この時代の赤ちゃんをタイムマシンで運んできて現代人として育てたらどうなるのだろうか。1つの生命が無の状態から始まるとすれば現代社会にも適応出来るのではないだろうか。それとも現代社会に適応するにはDNAに刻まれた記憶の蓄積が必要なのだろうか。

オランウータンがなかなか社会進出出来ていないことから、多分適応出来ないのではないか。だとしたらどの時代から適応出来るのだろうか。江戸時代か。平安時代はどうだ。気になったところで実験する術がない。一日中こんなことばかり考えてみてごらんなさい。疲れてしまうのである。


『敗北と死に至る道が生活』その237
 地方出身者が東京に住む場合、なぜか出身地に近い方角に住むという法則がある。極端に言えば北海道、青森等北側出身の人は足立区や葛飾区に住む。上野が東北の玄関口だからか。鹿児島、大阪、静岡等西側出身者は杉並、世田谷、調布などのアパートを借りるのだ。

 それがどれ程の意味を持つのか分からないが少しでも出身地に近い方角に住みたがる。帰省するのに便利なのかと思えば結局東京駅や羽田に行くのだからどこに住もうがたいして変わりはない。気分的な問題にすぎない。

 極端に言えば太陽から見れば地球は1つの点だ。ニューヨークにいようが、奥飛騨にいようが、北極にいようが大差はない。極端に言えば。宇宙全体から見れば銀河系なんか1つの点に過ぎない。地球にいようが火星にいようが大差はない。極端に言えば。だから田園調布なんかに住んでも意味はないのだから私にその家を譲ってください。


『敗北と死に至る道が生活』その238
 プログラマーはたいてい若手だ。私は設計したものが設計通りに出来上がってこないことを知っている。設計がうまく伝わらないこともあるが、それ以上に馬鹿なプログラマーが多いということだ。設計通りには動くがレスポンスが悪いということもある。馬鹿だからそのプログラマーたちは毎日残業するのだ。馬鹿だから。そして残業代をもらうので、頭のいい人より給料がいい。私はそんな奴等の面倒を見て一緒に残業する程冷徹ではない。さっさと帰る。又は仕事を奪って「帰れ」と言う。

 現場の人間からみると「現場の人間は汗かいてんだ」という。設計の人間から見ると「言われたとおりにやれ」。ここで意識が交錯するわけだが、大切なことは「ユーザーはそんなこと知ったこっちゃない」ということだ。私は設計から作り込みから使用までを一貫して一人の人間がやればいいのだと思うがどうだろうか。つまり使う人間が作ればいいのである。

 料理人は包丁を作らない。料理人は料理の専門。包丁は包丁職人が作った方が本当はいいに決まっている。そんなことは百も承知だ。だが現代は職人が居ないと言っても過言ではない。

 実際に工場では流れ作業よりも1から1人の人間が組み立てた方が作業効率が良くなるということが最近分かってきている。少しでも他人任せの部分があるといくら個人が頑張っても仕方がない。つまり個人が頑張らなくなるのだ。「やりがい」という所にもつながっていくと思うのだ。

 まぁどうせみんな死んじまうんだ。あくびして。


『敗北と死に至る道が生活』その239
 だいぶ昔の話ではあるが、天皇家に嫁いだ『おわだまさこ』さまと『かわしまきこ』さまの名前についての交互性(『わ』『ま』『こ』が一致している)が話題になった。最後の『さま』なんか同じだし。

松本人志が発見した理論もある。「お笑いで売れている人は必ず『し』が付く」という理論だ。

まつもとひとし
はまだまさとし
しまだしんすけ
びーとたけし
あかしやさんま
ばくしょうもんだい(ちょっと無理矢理か)
かつらさんし
にしかわきよし
よこやまやすし
おかむらたかし
いまだこうじ(中途半端)
ひがしのこうじ(だからそこそこなのか)

タモリは「もりたかずよし」だし、欽ちゃんはついてないかと思えば「たいしょう」だ。

「し」が無いと、しがない芸人だからか。


『敗北と死に至る道が生活』その240
 私がかつてサラリーマンだったころ、アルバイトで宅配寿司屋で働いていた。配達範囲は店舗から3kmという設定だったが、配達している本人の実感として3kmと3.01kmはかなり近いということである。そこで更に3.01kmと3.02kmもかなり近いということに気がつく。この理論を応用すれば3.02km・3.03km3.04km・・・・・900kmと言うように900km離れていても配達出来るのである。


『敗北と死に至る道が生活』その241
ごぶがりはかなりショートカットっつうか坊主。


『敗北と死に至る道が生活』その242
私もそろそろ青色ダイオードを内蔵してみたいものだ。その前に(TV)プラズマテレビと液晶テレビの違いがよく分らない(汗)

昔は電話回線では 64kbps を超えられないとかなんとか言われていたが今では 12Mbps が実現され、更に 50Mbps まではなんとかなるそうだ。ってことは将来的には 500Mbps を超える頃がやってくるだろう。果してそんなに速度が必要だろうか。ことによると人生のスピードを超えてしまうかもしれない。人はおよそ(1J)時速1時間で生きている。わかりやすく言えば1時間あたりに約1時間の時間を使う。

それを超えることに何の意味があるのだろうか。2時間の(映)映画が5分で見られたら素晴らしいだろう。人は物を買うのに試着や試食するが映画は試写出来ない。パニック・ルームとかくだらない映画が多いので、試写出来るタイプの映画があったらいいだろう。ダイジェストじゃなくてストーリーが全部分った上で見るかどうか判断する。そうすれば映画会社の息がかかって悪いものを悪いと言えない映画評論家たちに騙されることもなくなるのだ。

松本人志がいいことを言っている。映画は原作を超えられない。(本)本の唯一の欠点は『あとどれくらいで終わるかが厚みで分ってしまう』と。だからダミーで空白のページを付け加えるとかしないとだめだと。やはりエンターテイナーの考えることは違う。


『敗北と死に至る道が生活』その243
 たとえばあなたは江川卓に追い出された小林繁の気持ちを考えたことがあるだろうか。私は少なくとも無いのである。

 久しぶりに実家に帰ったら洗面台の上に「バイアグラ」があった。

 お、おやじ。。。。マジかよ。私はすぐさま、年の離れすぎた弟か妹を想像してしまった。違う違う。おやじがそんなものを買う訳が無い、と目をこすり、よ~く見ると「バイクリアプラス」という水虫の薬だった。私はどういう訳かがっかりして歯を磨いていた。


『敗北と死に至る道が生活』その244
 松本人志は自宅に帰ると、テーブルの角をじーっと見つめているそうだ。

 翻って己自身に鑑みれば、最近夜9時に寝て朝8時30分に起きる。かなりの勢いで1日の半分は睡眠に費やしているのである。贅沢なようで実はかなり疲れるのだ睡眠ってやつは。だから昼寝もしてしまう。

 朝は「はなまるマーケット」を見て「今週は野菜特集」かと思いキュウリを茹でてみたりして、昼は「思いッきりテレビ」を見て「四月の生活改善」かと思い、ひじきのプリンを作ってみたり、夜は「プロジェクトX」を見ながら「日本のロケットも空回りだよなぁ」と思いつつロケットを作りながら眠いから寝てしまう。そんな非常に退屈した日々を送っている。午後3時ともなれば鳩が友達だ。来るのである。ベランダに鳩が。3時になると。

 酒も醸造しないし、煙草も栽培しないし、女の子を育てる訳でもないし、ギャンブルも主催したことがない私は何が楽しいのかと問われれば、そんなことを問われるのが一番苦痛なのだ。つまり何一つ楽しくない。

 どうせ死んでしまうのだし、今更趣味の一つや二つやったところで、どうせ死んでしまうのだし。笑ってその日が楽しかろうが、どうせ死んでしまうのだ。美味しいものを食べたって、どうせ死んでしまうのだ。バイクに乗って楽しかろうが、旅をして楽しかろうが、結局全て無くなって死んでしまう。お金なんか貯めても死んでしまう。病気になったって死んでしまう。一生懸命煙草を吸ってせっかくガンになったってどーせ死んでしまうのだ。

 だから食費に金を費やすのもばかばかしいし、食費以外の出費も極力抑えている。昔よく買っていたCDや本も買わなくなった。エレカシさえ聞いていればそれでいいのだ。他の歌手なんかどーでもいーのだ。

 鳩を見ていると「こいつも何が楽しくて生きてんのかなぁ」等と考えがちだが、そんなことすら考えていないんだろうなぁと考えがちだ。思い込みである。鳩は鳩なりに楽しいのかもしれないし、もしかしたら「鳩よ!」だって読んでいる可能性も如実には否定できない。一句浮かんだら「お~いお茶」に出そうか、「ユーミンの五七五」に出そうか悩んでいるのかもしれない。カラスに襲われそうになるのだって、女性がみんなレイプ願望を持っているのと同じに等しいに違いないに似ている。

 F1中継だって本当は事故が見たいのだし、野球中継だってたまには乱闘が見たいのだし、プロレスなんかは格闘が見たいのだし、パワーボートなんかはひっくり返っていない方が珍しいくらいだし、料理番組に至っては平野レミが見たいのだろう。全て見たい物見たさである。そこそこのスリルや危険は誰もが望んでいるのである。和田誠の気持ちがよくわかる。

 翻って己自身に鑑みれば、若い頃は週に10日ほど飲み歩いていて、目は血走っていて、実際には電車に乗っていたのだ。サラリーマンを辞めて貴族に職を変えてからは、かつてほど楽しくはないなぁ。と。そう思う毎日である。

 松本紳助で二人が言っていた。
「今はつまらん。20代の頃は若いだけで楽しかった」
 
 ミヤジも言っている。
「幸せと言えば言える。俺達の憂鬱よ」

 退屈だからといって不幸ではない。「幸せか?」と問われればかなり幸せな状態なのだ。だからと言って楽しくはない人生。

 松本人志は笑いの頂点に立ってしまったので「自分を笑わせてくれる人がいない」のだ。頂点に立ってしまった人間はそれからどうすればいいのだろうか。


『敗北と死に至る道が生活』その245
近所に新築のマンションが建つらしいので価格を見てみたら安いもので2000万程度で買えるらしい。これならなんとか買えるか?と思い、気軽な気分でモデルルームを見に行ったら、欲しくさせるような作りであった。実際はまだ建設中なのだし、間取りもモデルルームとは異なる。

しかしながらもう既に数件が契約済みだという。世の中には実際に見てもいない部屋を買う人がいるのだ。例えば通販でベガを買う程度だったら実際に見なくても買えるが、マンション1部屋である。安いと言っても2千万である。こんな高い買い物を確かめもせず買うなんて。しかしながら実際に出来てから確かめる頃には売り切れている。よくわからない。

気持ちは揺れたのだが、賃貸とローンのどちらが得だろうか?

賃貸は毎月払うだけで全然資産にならない。捨てているみたいだ。しかしローンは将来自分のものになる資産を分割して払っている。とだけ考えるとローンの方がよさそうに思える。ローンは分割手数料を払っているにすぎない。ローンこそ無駄金を捨てている。
将来資産になる?35年後にマンションが資産になるだろうか。修繕費や管理費の積み立てもばかにならない。人生をトータルで見ると賃貸の方が得だと聞く。

買ったつもりで毎月30万程度貯金に回すことにした。あとミニロトを買った。ロト6じゃないところが微妙に当りを意識している。


『敗北と死に至る道が生活』その246
ヒトゲノムが(777)解読されたとか伝えられても『あぁそうですか』としか言いようがない。

そんなことより本日、逆立ちをして鼻の穴に水を入れてみた。少し溺れかけた。いまだに鼻の奥がつーんとしている(怒)。やらなきゃよかった(汗)


『敗北と死に至る道が生活』その247
あー部屋中水洗いしてぇ。

そんなことより本日、(食)冷凍シュウマイを冷凍庫から出したときに床に落としてしまった(泣)。口が開いていたので中身が滑り落ちた。

もったいないから水で洗ってから電子レンジに入れたら、ものすごくぷりぷり感があっておいしかった(YEAH)。失敗から新たな発見があったという、なんだかノーベル賞を受賞した田中さんのような気分になったのである。

とは言うものの『冷凍シュウマイをレンジでチンする前に水にくぐらす』などという発明は物理賞だか化学賞だかわからない以前に、伊東家の食卓にさえも取り上げられないだろう。何故ならば賢い主婦連中は既にやっている可能性がある。

知らなかった(母)主婦のみなさんもやってみたらいい。『一度床に落として洗ってからチンする』これが冷凍シュウマイのおいしい調理方法だ。


『敗北と死に至る道が生活』その248
『クイズヘキサゴン』という(TV)番組の公開収録に参加してきた。紳助の(司)司会進行ぶりには感心させられた。うまいこと盛り上げ、うまいこと進む。ただ進行するだけだったら私でも出来そうだが、そこに(笑)笑いと、ゲストを引き立てる気遣いをプラスして(8J)ゴールデンのバラエティーとして番組を成り立たせる手腕に頭のよさを再認識させられたのである。

1時間番組の収録には約2時間かかる。(魚)さんまだったらもっとかかるだろう。どこかをカットして50分くらいに収める。(映)編集も大変な作業だと想像がつく。

紳助クラスで1本あたりいくらぐらい貰っているのだろう。あれだけの才能があれば1本100万とか言われても納得してしまう。とはいうもののこの番組、ゴールデンに進出する程面白くはない。

そんなことより水道橋にある通称『黄色いビル』は通称でなく実名だそうだ。こんなことなら『あそこのかど』とか『三つ目の交差点』とか『憎いあんちくしょう』とか『独り善がりのアイウォンチュー』なんかもあって当然と言えるだろう。


『敗北と死に至る道が生活』その249
私は(TV)テレビを見ていると、常に自分が出たときのことを考えている。いつなんどき出演依頼が来ないとも限らないことこのうえない。笑っていいともの友達に出るときなんか、打ち合わせの段階で『すみません洒落で、みのもんたさんに電話するフリしてもいいですか?』と聞く予定でいるし、食わず嫌いなんかもどんな食材を用意してもらおうか考えてある。庶民のみなさんもぼけーっと見てないで考えたらいい。ちなみにタガメが嫌いです。『たがめがだめ』と3回言ってみなさい。

そんなことより渋谷は坂だらけだ。まるで人生のようだとくだらないことを考えがちだが、一説によると上り坂のほうが若干多いらしいから自転車で行くと疲れる。乳酸がたまりっぱなしだ。この街は。


『敗北と死に至る道が生活』その250
新500円のゼロの真ん中で爪が削れることを発見した。ギザギザしててヤスリみたいだからだ。弦楽器を弾く人間は爪切りで爪を切らない人もいる。爪が割れやすいから、やすりで削るのだ。

どうせ出かけるときは持ち歩くのだから、お金にいろんな機能を付ければ便利がよろしかろう。

1円で字が書けて、5円で瓶の栓が抜けて、10円で缶が開けられて、100円で野菜が切れて、500円が鍋に変身して、1000円札が皿になり、2000円札がレジャーシートになって、5000円札が寝袋になり、10000円札で1万円分の買い物が出来たらキャンプも随分便利になる。


『敗北と死に至る道が生活』その251
『宝くじは買わなきゃ(的)当らない』とよく言われているが本当にそうだろうか。買わなくても当ってしまったという人がいるかもしれないし、最も重要なことは『宝くじは買わなきゃ外れない』のである。でもって当る確率よりも外れる確率の方が高いのであるから、買わないことにより損をしていないのであるから、買わないほうが当っているとも言える。

そんなことより本日から歯磨き粉をシステマに替えたら、口の中が溶ける気がする。私自身がバイオフィルムで出来ているのかもしれない。


『敗北と死に至る道が生活』その252
PAO会報が届きました。ミヤジのコメント全てが笑えます。元気そうです。はぐらかしはぐらかし。

8ページのバーボンボトル『Four Roses』のブラックラベルは、私の胃袋を通過した酒としては一番多い酒だ。トミが選んだのだろうか。あれはうまいよ。

でも一番笑えるのは成ちゃんのページ。『ロード・オブ・ザリング』の話をしておいて最後に『パニック・ルーム』のオススメ度ときた。再発行したまえ。でも充実してたから許す。


『2階から胃薬』その253
そんなことより、ゴールデンウィークなんかは貧乏人でごったがえすのがキャンプ場だ。ホテルに泊まれない庶民で溢れ返っている。それを見て私はあきれ返っている。松井の(野)ホームランでも見に行ったらどうなんだ。

今思い出したのだが、1月に広東省に行った時、店で出される食器や箸は客が洗っていた。店が信用出来ないので出されたお茶で皿と箸をゆすいでお茶は外に捨てる。熱湯消毒である。気休め程度にしか思えないが。そのくせ蛇やら蛙やら野性動物を喰う。病気にならない方が不思議だ。


『2階から胃薬』その254
すべからく女性は「白馬に乗った王子様」を待ち望んでいるが現実的には「芦毛の馬に乗った岡部」なのだ。あなたはどうだろうか。そんな迷信を信じているからいつまでたっても結婚できないか、もしくは「うだつ」の意味も知らないような男と結婚して後悔するのだ。「今日の夕飯どうしようかしら」などと明日をも知れない未来のことなど考える方がばかばかしいというものだ。たった今死ぬかもしれないっつうのに。


『敗北と死に至る道が生活』その255
菊川怜が一皮剥けたようだ。私の中ではオセロの白に継ぐ好感度アップ。『きらきらアフロ』の時の『白』は非常に面白いのである。

そんなことはどうでもいいのだが、明日は赤坂ブリッツ。神戸遠征は行かないので野音まででは最後になる。歌詞がついたとかで楽しみにしている。しかし新曲なのでセットリストが書けない。困った。カッコ仮でいくか。赤坂ブリッツ行く人、みなさんのカッコ仮版セットリストを送ってくれたまえ。

でもミヤジの叫び声に鳥肌が立ってそれどころじゃなくなるか。まぁいいさ。どうだっていいさ。


『敗北と死に至る道が生活』その256
2003/04/25(金)赤坂ブリッツ参加報告書

全部新曲でのれなかった。だって全部新曲なんだもん。せっかく歌詞がついたが叫んでいたのでよく聞き取れなかった。大体がレッチリのようなミディアムロックだ。アルバムになったらハマるかも。勝手に仮題をつけてみた。

No.題名(仮)そんな風に聞こえたかも
1チュルルチュッチュルー俺は確かに生きてる
本当は愛してやまないこの毎日を
いいかげんに過ごすのはやめなよ
2ハロー人生!ハロー人生!俺這いつくばって
俺の人生
俺は一体何者なんだ
弱弱しい俺の魂に火をともせ
3勉強勉強俺宿題やれ
勉強俺勉強俺
4祖国アメリカが親
ニッポン
俺の祖国よ
5川の中の岩となれ川の中の岩となれ
川の中の岩となれ
俺はロック屋
6飛行機雲飛行機雲
俺にくれないか
俺にくれないか
あの飛行機雲を
涙が出たぜ
涙が出たぜ
月の光で

俺はろくでなし(何も変わらない)
俺はろくでなし(何も変わらない)
7俺の青春俺の青春は終わったけれど
明日もあさっても俺はやっていくさ
8この川を上流へどこまでも
9でかいかたまり好きも嫌いもない
良くも悪くもない
俺の宇宙だ
10生命賛歌人の生命
現代人の
生命賛歌よ


『敗北と死に至る道が生活』その257
紳助がこう言っていた。『尾崎豊はあの歳で死ねてよかった』と。

私もそう思う。私は尾崎豊世代だ。だから当時は結構ハマって聞いていた。今の歳になって尾崎豊を聞けと言われたらどうだろうか。尾崎豊は10代から20代前半でしか聞き得ない音楽だと思う。

30代だからといって否定している訳でもなく、10代から20代前半向けとしてはかなり肯定出来るし、素晴らしい才能であったと思う。彼がもし今生きていたら昔の曲を歌えるだろうか。嘘はつけない。

いや。彼の歌詞は嘘ではない。全て真実だ。15歳で盗んだバイクで走るのも止むを得ない。しかし30歳過ぎて盗んだバイクで走ったらとしたらかなりまずい。

嘘ではないが時間が過ぎただけだ。

『嘘つきじゃないさ、時間が過ぎただけさ』

そういう意味で、デビュー曲が歌えるというアーティストは本当にすごいことなのだ。『金があればいい』なんて70代で歌っても嘘にならない。素晴らしい。


『敗北と死に至る道が生活』その258
あなたはアザラシ、オットセイ、トド、アシカ、セイウチの違いが分るだろうか。分ったところで何の得も無い。そんなことを知っている奴の方がダメ人間だ。にも関わらず、喰っちゃ寝かぁさんのことを名指しで『お前トドみたいだなぁ』などと抜かす。もしかしたらセイウチかもしれないじゃないか。

限られたメモリ空間にこんな電波障害的な知識を詰め込んで恥ずかしいと思わないのだろうか。私は思わないが。


『敗北と死に至る道が生活』その259
満員電車で、新聞を広げて見るのはやめた方がいい。満員電車で、鼻をかんだあとティッシュを広げて見るのもやめた方がいい。いずれにせよあにょはせよ。

いまだに『自分探しの旅』とか言って、例えば山口県萩市あたりで自分を発見してしまったらどうするんだろうか。そんなにびっくりするのだったら『自分探しの旅』とか青くさいこと言わない方がいい。私は最近、あなたまかせのはとバスツアーの方がよっぽどいい。


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