『敗北と死に至る道が生活』その245
近所に新築のマンションが建つらしいので価格を見てみたら安いもので2000万程度で買えるらしい。これならなんとか買えるか?と思い、気軽な気分でモデルルームを見に行ったら、欲しくさせるような作りであった。実際はまだ建設中なのだし、間取りもモデルルームとは異なる。しかしながらもう既に数件が契約済みだという。世の中には実際に見てもいない部屋を買う人がいるのだ。例えば通販でベガを買う程度だったら実際に見なくても買えるが、マンション1部屋である。安いと言っても2千万である。こんな高い買い物を確かめもせず買うなんて。しかしながら実際に出来てから確かめる頃には売り切れている。よくわからない。
気持ちは揺れたのだが、賃貸とローンのどちらが得だろうか?
賃貸は毎月払うだけで全然資産にならない。捨てているみたいだ。しかしローンは将来自分のものになる資産を分割して払っている。とだけ考えるとローンの方がよさそうに思える。ローンは分割手数料を払っているにすぎない。ローンこそ無駄金を捨てている。
将来資産になる?35年後にマンションが資産になるだろうか。修繕費や管理費の積み立てもばかにならない。人生をトータルで見ると賃貸の方が得だと聞く。
買ったつもりで毎月30万程度貯金に回すことにした。あとミニロトを買った。ロト6じゃないところが微妙に当りを意識している。