Rockin' on は音楽を文学することに成功した。さて俺には何が出来るのだろう。
日々ただ漫然と暮らしている俺に果たして何が出来るのだろう。
暇さえあればエレファントカシマシを聴いている。
彼等がテレビに出るとなるとビデオのリモコンを持って待機しているくらいだ。
実際にはタイマー予約が作動するにも関わらずである。
エレファントカシマシをデータ分析したらどうだろうか。別にどうもなりゃしないだろう。
俺は音楽は音楽で単純に聴けばいいと、そう思っている。
そんな俺がエレファントカシマシをデータ分析しているのだからよく分からない。
例えば『初めて"愛"という文字を使ったのはどの曲だろう』と思う。
曲検索で『愛』で検索してみる。
『愛(いと)おしむ』まで検索されてしまうが、『あい』と発音するのは『四月の風』が最初だと知る。レコード会社をクビになるまでは『愛』などと口にしない男だったのだ。
そんなことを知ったからと言ってどうということもないが、宮本氏のこだわりがかいまみられるのであった。
皆さんもこのページで、色々な角度からエレファントカシマシを分析して楽しんで下さい。
『とびぞうの庭』の管理人さんからライブのセットリスト掲載許可を頂きました。
徐々に履歴に追加させていただく予定です。
「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」について
出ましたシングル。1曲だけなのか。B面は無いのかB面は。えぇ。個人が作るCDと違ってどうせ「ポン」とプレスするのだから2曲入れようが手間も値段も変わらないと思うのだが。2曲で500円だったらいいのに。「およげたいやき君」の時代じゃないか。
いやいやエレカシの歌というだけで1万円払ってもいいぞ。大体どの歌手も一律同じ値段というのがそもそもおかしいのだ。エレカシが500円なら他は120円くらいだ。
ところで「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」。長い。エレカシで一番長い曲名なのではないか?さっそく調べてみる。データベース化してあるので、length(曲名)関数で一発検索できる。
短いのは「土手」と「道」。2文字である。
長いのは「お前の夢を見た(ふられた男)」と「極楽大将生活賛歌」。16文字。
それを抜いた「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」は20文字であった。
今日はこの5曲を聞いてみるとしよう。
このページも正式名称は『エレファントカシマシデータベース』だ。長いよ。
一体どんな感想なんだ。
「女神になって」を聴いた。
凄い。ジョン・ボーナムのドラムは誰も真似できないと思っていたが、トミ。かなり凄い。
ツアーはこれをライブで聴けるのかと思うと、いてもたってもいられないから座って落ち着くことにする。
管理人は福岡と渋谷の2日の3回参加します。
Viewsicの『the Roots(1)』を見た。
メンバー4人が赤羽と月島を歩きながら中学・高校時代を語り合うというまさにルーツが分かる番組だ。
彼等の青春は同年代の私と似たようなものだった。
部活動に入らない。
放課後は楽器のある奴の家になだれこむ。
自分の好みの音楽を無理やりテープに入れて聞かせる。
ツェッペリンにあこがれる。
ツェッペリンの独特なリズム感にあこがれる。
ツェッペリンのドラムとベースとギターは微妙にズレている。
例えるなら3拍子と4拍子が12拍目に合い、再びズレていくような感覚。それが独特のうねりとなり、あのひきずるようなドラムに引き込まれたら最後。ツェッペリンワールドから抜け出せなくなる。
その一方でアバやリッチーブラックモアも聞いている。
友人でバンドを作りスタジオで練習する。
高校時代はたいていの男子がバンドを組む。
道が分かれるのが『オリジナルを作るか作らないか』なのだろうか。
エレカシ、尾崎豊はこういう時代に既にオリジナルをやっている。
そのまま突き進めなかった私たち凡人はオリジナルを作っていない。
コピーの方が大衆の前で演奏するとウケがよかったからだ。
エレカシは時代にウケを媚びることなく突き進んできた。
ポップソングが流行っていた時代に怒鳴っていた。
しかし売れる訳でもない。
ある日、宮本浩次が直角にまがった。
それが『悲しみの果て』だ。
エレカシのルーツは学生時代とレコード会社をクビになった浪人時代の2つなのだろう。
管理日誌エッセイ
『敗北と死に至る道が生活』その1
男30代ともなれば、みやじの言う『敗北と死に至る道が生活ならば』というフレーズに、全くその通りだと言える。
私たちは人生のほとんどを『普通の日々』の中で暮らしている訳である。
映画やドラマや一般的にヒットするどうでもいい音楽(エレカシは「一般的にヒットするどうでもいい音楽」ではない)の歌詞のような事は人生の数%なのかもしれない。
そういう訳で私が普通の生活の中の思いをシリーズで書いてみることにする。
先日NHKのニュースを見ていたら下関で捕鯨に関する会議が開かれると言っていた。
規制枠を設けた中での商業捕鯨を希望する日本に対し、一切禁止を主張するアメリカの意見はまっこうから対立している。
とアナウンサーは何気なく言っていたが、私は「マッコウクジラ」とかけたのだな。と思ったがアナウンサーはボケたふりをするでもなく、また誰かが突っ込みを入れる気配も無かった。
私は今後NHKのニュースは侮れないとつくづく思ったのだ。