『敗北と死に至る道が生活』その2367
渋谷AXのチケットがとどいた。クロネコ。こっちから発送する場合はゆうパックは使わないと決めた日。と日記に書いておこう。真面目なギター教則本では小指でも人差し指でも圧を同じにかけられるように。という練習をする。単純に1234フレットを往復させるというもの。でも若いうちはフレーズを弾いた方が面白いからすぐにツェッペリンなんかを弾きたがる。私もそうだ。1234フレットを往復して何が面白いものか。しかし最近は1234フレットを往復している。いかに正確に等間隔で連続出来るか。すぐにもたついてしまう。小指を動かす筋肉というものがまるで存在しないのだ。でもこれを繰り返してから好きなフレーズを弾くとびっくりするくらい流暢になる。今更そんなことを知ったからと言って40がらみのサラリーマンがどうしようもない。だから20代のあなたへ伝えておこう。その道のプロはその道でしか使わない筋肉をバランスよく育てることだと気がついた。
メトロノームに合わせて単純に1234フレットを人差し指>小指、小指>人差し指で往復する。ちょうど8ビート。3分もやれば肘の中の筋が痛くなる。立ってストラップをつけて弾く。あぐらをかいて弾くのと使う筋肉の場所が違うそうだ。だから部屋で気ままに練習すると立って弾けなくなる。私がそうだから間違いない。ミヤジのようにストラップを短くするか、サンボマスターのように思いっきりギターを立てて弾くしかない。これに慣れると逆にあぐらをかいて弾くと疲れるようになる。
ギターの持ち方にもそれぞれクセがある。一番格好いいのはやっぱりジミー・ペイジだろう。あんなに下で持ってFが押さえられるものだろうか?と思うが、あぐらをかいた状態のFと立ったFはフォームが違うせいだ。
と思う。何の根拠も無いから信じないほうがいい。