『敗北と死に至る道が生活』その343
私の憧れは『野垂れ死に』だ。『のたれじに』。たった5文字の破壊力。それに比べて『ぺたじーに』はなんだか間抜けだ。『ぺた』がよくないのだろう。『ぺた』には少なくとも破壊力はない。おでこにペタとか。サンダルペタペタとか。のほほんとした気分が漂う。『のほほん』も凄い言葉だ。人はたった4文字でこれほど『のほほん』とした気分にさせられるものか。しかし縄文人にいくら『のほほん』と言っても通じないのである。『のほほん』を3回程言っただけで『うほうほうほ-』と返されて棍棒で殴られるのがオチだ。世の中そんなに甘くないのである。ダイエットコーク程度だ。
そんな例えではかなり甘いと見た。