エレファントカシマシDB 管理人の日記 2003/08/17(日)

一番下へ

『敗北と死に至る道が生活』その359
潔癖性かもしれないが、頭で理解しているのでそうでもない。
細菌がいかに大切な物か本で読んだことがある。
ジャングル探検に行く人はサナダ虫を腸に入れていく。
ピクニックに行く人はおにぎりをバスケットに入れていく。
ビスケットはポケットに入れていく。
菌が無さすぎると免疫がなくなるから多少不潔の方がいい。
おにぎりはお昼時に丁度いい感じで、細菌が繁殖する。
だが、うどんに回虫を入れて食べると不味いらしい。

歯磨きが好きなのだが、やりすぎは良くないので1日3回に制限している。
1回あたり10分くらい磨く。
歯と歯茎の隙間にブラシの先端が突き刺さるように磨く。
こうなると磨くと言うより、痛めつけている感じだ。
完璧にマゾである。
よくないこととは思いつつもやってしまう。
歯がネジ式で取りはずせたら素晴らしいのにと思う。

フロス(糸)は一週間に一回と決めている。
頻繁にやるとかえって隙間が空いて物が詰まりやすくなる。
一週間に一回のフロスの日が待ち遠しい。
サザエさんだって見たい。
ちっぽけな楽しみだ。

内蔵も洗いたくなる。
口に親指をかけて、肛門に人差し指をかけて、
「くるっ」とやったら内蔵が外側に出てきて皮膚が内側にならないものかと思う。
これができれば、そのままお風呂に入ると内蔵全部洗うことが出来る。
肝臓なんかごくろうさんである。
異物や老廃物を処理してくれる肝臓は洗って醤油かけて食べたい。
意外に「ごま油と塩」でレバ刺を食べると美味い。

心臓なんか24時間動いていて休ませてあげたい。
25時間目に止まるかと思えばそうでもない。
365日動いていて休ませてあげたい。
366日目に止まるかと思えばそうでもない。
だったらシャッターなんか要らないだろう。

何の話かよく分からない。

心臓の辛さを考えていると何故止まらないのか不思議になってくる。
きっと止まるまで動いているのだろう。
私なんかよりよっぽど働き者だ。
私が心臓だったらさぼるだろうな。
時々サボる。
トイレ行ったフリしてコンビニ行って立ち読みしてくる。
その間に本体は死んでるんだろう。
ブルーになってきた。
と思ったら人工呼吸されて復活するのだ。
それこそ心臓が止まりそうだ。

極端なのだ。
男はやるときはとことんやってしまうものだ。
小学生の頃。
買ってもらった自転車が嬉しくてピカピカに磨き上げた。
車軸のとこなんか細長いタワシみたいのを輪にしてつけておくとピカピカだ。
だが、いくら綺麗でも「タワシがついている」という状態でいいのかどうか悩んだもんだ。
そんな状態で綺麗でもタワシが付いているのだ。
もの凄い美人のXXXにティッシュが付いているようなもんだ。

ついでに告白すると、
くみ取り式の清掃車のホースに付いているのは野球ボールなのかどうか悩んだもんだ。
そんなことはどうでもいいし、今の子供達には何の事だか分からないだろう。

自転車の話だ。
徐々にエスカレートして分解して中身まで磨き始めた。
全ての部品を分解して灯油の中で洗いたくなったのだ。
ペダルを分解したら中に小さい金属の玉が沢山入っていて驚いた。
いくつか無くしてしまってペダルの動きがスムースじゃなくなってしまった。
こうなると手入れというより「破壊」している気がする。
タイヤを外してチューブまで洗った。
今考えても意味がよく分からない。
どうせだったら「富士山の空気」でも入れれば良かったのだが、
なにせ小学生だ。そこまでの知恵はない。

マブチモーターをタイヤに付けたら電気で動くのではないか?
と思ってやってみたことがある。
モーターは「みっ」と言ったまま止まってしまった。
だんだん熱くなっている。
電気自転車にはならなかったが暖房付き自転車だった。
今考えても意味がよく分からない。
なにせ小学生だ。

今でも部屋の掃除が極端だ。
まず部屋から出す。
部屋中の全ての物質を部屋から出す。
「まず虎を出してください」と言った一休さん状態だ。
どんな状態なんだそれは。
まぁとにかくそういうことだ。

物をなくした状態の部屋はとても掃除しやすい。
出来ればこの状態で住めばとても理想的である。
監獄というのはこんな感じなのかもしれない。

だが「生活」という「うすのろ」は物が溢(あふ)れかえっている。
(生活を「うすのろ」と表現したのは佐野元春だ)
それから1品1品吟味しながら捨てるかどうか決める。
ここで昔の写真なんか出てくると作業は一時停止だ。

格言その1
「人は暇なときに昔の写真を見ずに掃除の時に見る」

捨てる物はそのまま捨てる。
捨てないものだけ掃除してから入れる。
つまり綺麗なものしか入れない訳だ。
だから自分が入れなくなる。
こうなると「掃除」というよりも「引越し」に近い。

車を洗うときはもっと徹底している。
シート(椅子)を外す。
シートを全部外して天日干しする。
その間に車内を徹底的に洗う。
車用の掃除機はパワーが無いので、
家から家庭用の掃除機を持ってくる。
その前に掃除機自体のゴミを完璧に無くしておくことも忘れてはいけない。

放置しておいたシートを布団たたきで徹底的に叩きのめす。
ホコリが出なくなるまで叩き続ける。
泡状のクリーナーをシートと車内にかける。
缶1本使い切る。
車体はひっくり返して窓からゴミを出す。
軽自動車ならではの裏技だ。

ジムニーは窓ガラスが外せるので、外して洗う。
先日外したことを忘れて車体に水をかけてしまった。
車内が水浸しだ。だがジムニーはそんなことにはへこたれない。
面倒なので車内のカーペットを剥がしてしまった。
フローリングである。
犬がシャカシャカすべって歩きにくそうだ。
もの凄いドリフトだ。
頑張れ肉球。
新品の肉球は一皮剥けるまでグリップが弱い。

カーペットを剥がしたので、無機質でクリーンなイメージになった。
こうなると車内も水をかけて洗うことが出来る。

干し終わったシートを付け終わると必ずネジが1本あまる。

格言その2
「外したネジは大概(たいがい)1本余る」

その割には頭のネジが1本足りない。
これでつじつまが合う。
ただネジを締める道具がモンキーなのだ。
サルに頭締めつけられている。
かなり痛い。

残るはエンジンルームだ。
本当はエンジンを分解したいのだが重くてだめだ。
部品がごちゃごちゃしていて大変掃除しにくい。
おまけに水に弱いところだ。
出来ればエンジン丸ごと載せ変えればいい。
だが庶民には出来ないだろう。
私は載せ変える。

だから、ここから先は嘘の話になる。
嘘の話を書くなんてとても心が痛むが、
なにせ庶民の人口数の方が貴族の数を上回っているのだから仕方がない。

バッテリー、吸気口、プラグ、電子制御ボックスにビニールをかける。
泡状のエンジンクリーナーを1缶かける。
しばらく待って洗い流す。
お手軽だ。

最後にタイヤだ。
当然のようにタイヤも外す。
スペアも含めて5本外して洗う。
ついでに車体の方のディスクブレーキやタイヤハウスの内側を洗う。
ついでにタイヤローテーションしつつ取り付ける。

シートカバーを被せて車庫に入れる。
走ったら汚れるからだ。
まるで実物大のプラモデルのようだ。

小学生からまるで進歩がない。
チンポはでかくなった。

っつうか黒くなった。

・・・・。

格言その3
「聞いてないことまで言うな」

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