『敗北と死に至る道が生活』その405
企業などのポイント制度がむかつく。囲い込みというのだろうか。顧客をなるべく定着させるのが目的だかなんだか知らないが、各店でポイントカードというのを作っている。おおむね無料で出来るのだが中には有料のもある。有料のは論外だが、ポイントカードをいちいち持ち歩くという煩わしさを店側は一体どう考えているのか。主婦なんか私と逆で札よりカードの方がはるかに厚い。ポイント制度を開発維持するにはかなりの投資がかかり、その分顧客にサービスした方がいいのではないかと撤退する会社も多いと聞く。
JALやANAのマイルよりポイントなんか無いスカイマークの方が安ければ利用する。ポイント制度を謳いながら積極的に利用させないスーパーなどもある。主婦層には『ポイントカードお持ちですか?』などと問い掛けるが、私みたいなおっさんには『このやくざのようないでたちのおっさんはポイントなんか使わないだろう』という勝手な判断をするのだ。人を見かけで判断する訳である。
『ポイントカードお持ちですか?』などと問い掛けられたら『結構です』と言う準備は常にしてある。だからポイント制度の店をなるべく利用したくない。利用しないとなんだか損をしているような気がするが、積極的に利用しようとも思わない。
結局、顧客を囲い込みする仕組みが私のような一部のひねくれ者顧客を排除する仕組みになっている。ヨドバシカメラなんかは利用しないと元が取れない仕組みになっているのでよく利用するのも事実だ。