『敗北と死に至る道が生活』その478
チケットがとれなかったり、元気がないときは『奴隷天国』を聴くといい。『生活』と『5』が比較的人気が高いようだが、私のイチオシは『奴隷天国』。ヘッドフォンしてボリュームを上げて『おまえはどこだ』を5回ほど聴けば『調子はどうだ』と聞かれて絶好調と答えざるを得ない。エレカシの魅力はミヤジの力強い歌いっぷり。最近の音楽番組を見ていると腹が立ってくる。『もっと腹から声出して歌えないものか』と。男の歌を聞かせてくれるバンドがあって本当によかった。万が一エレカシという存在がなかったら私は今ごろ何を聞いているのだろうか。きっと産業ロックから産まれた使い捨ての甲高い声の音楽を聴いてそれが音楽だとでも思って生きているのだろう。それが悲しい事態だと言うことにも気付かず。
このページを見ている人はきっとエレカシファンなのだから、悲しい事態を回避出来た素晴らしいセンスの持ち主であることは私が保証する。何の効果もないが。
暮れの幕張のイベントに参加しない私は新宿コマまでお預けだ。