『敗北と死に至る道が生活』その584
私は作家になりたいのだが、全然ダメだ。常識と知識が無い上に記憶力も無い。例えば警察と地検の関係や事件が起きたときの警察の動き、マスコミの動きなど全然知らない。歴史も苦手だから時代小説も書けない。さまざまなジャンルに精通しているか、もしくは交友関係を広げていろいろ教えてもらうしかない。あとは発想力か。最後どう落とすかが分からない。最近借りた『半落ち』にしても『OUT』にしても途中までは面白いのだがオチが弱い。批判は出来るがじゃぁ自分はどうなんだと言われれば評論家なんかすげぇ偉そうな職業だな。芥川賞をとった若い女性は今後どのような小説を書いてゆくのだろうか。まぁそんなことはどうだっていいのだが。