『採点競技なんかやめちまえ的な生活』その716
金本位制だかなんだか知らないが、お金なんか印刷しまくればいいと思うのだが・・・。って小学生みたいなこと言っていられないけど、不景気だかなんだか知らないが、最近飲食費以外の出費が極端に減った。口にするもの以外は買っていない人を目にする。そんな話を耳にする。あなたはどうだろうか。鼻にする?それともへそ?生まれたときからクーラーがある生活をさせておいて、「今の子供は我慢を知らない」なんて言われても困るだろうなぁ。と思うと私たち30代は子供の頃クーラーが無くてそこそこ物心がついてからそのありがたみを感じられたのだから一番おいしいところを生きているのかもしれない。外で食べるスイカのうまさとか。もぎたてのトマトを丸ごとかじるとか。畑のメロンにストロー刺してちゅーちゅー吸うとか。
私は停電になっても生きてゆける。我慢を知らない子供たちの教育の為にも国が停電の日を作るべきではないだろうか。そうすればちょっとムカついたくらいで人を傷つけることも無いだろう。そうだ小泉首相にメールを出そう。「停電の日」を。また祝日が増える。停電の日にはクーラーの効いた部屋でビデオでも見るのだ。なんて幸せなのだ。
私はかなり自然主義者だ。人間は地球を汚す。これは自然なことだ。動物は自然をある程度破壊して生きている。ライオンやゾウも自然を破壊して生きている。動物が破壊出来る程度のことは自然治癒能力がそれを上回っている。ところが人間が破壊出来る程度のことは自然治癒能力がそれを下回っているだけの話だ。
「人間が地球を破壊する」ということはむしろかなり自然の流れであって、それを止めようなんていうことは不自然なのかと思えば、「地球を守りたい」という欲求すら自然な気持ちだ。だから困った。「困った」というのも自然なことで、混沌とした世の中はいたって自然なのである。地球が汚染されて滅びるのも自然の流れ。逆らうことは出来ない。というひねくれた考え方さえも自然。それはどぅか?
もっとも困ったことは「人間が存在すること自体が不自然なのかもしれない」ということ。ミヤジの「全員死刑です」というのはかなり正しいのではないか。
なんて思ってないですよ。神様じゃないんだから。