『医者の卵とか看護士の卵はコロンブスの卵とは意味合いが全然違うので困っている生活』その898
ホリエモンの最終目的が分かった。ライブドアをフジテレビに喰わせることだ。そこまで想定した上での行動だったのか。大昔行ったグァムの海はナマコだらけだった。
地元の人はナマコの肛門から指を突っ込んで体の外側を内側に、内側を外側になるようにひっくり返して、それを自分の足に付けてサンダルにしていると聞くが本当だろうか。
グァムはアメリカだと聞くが何州に所属しているのか。ハワイか。まぁそんなことはどうでもいい。グァムが何州だろうと私の生活が楽になる訳でもない。
どこの馬の骨とも分からない魚の骨が転がっていた海。父は貝殻を耳に当てると波の音がすると教えてくれた。それは海で聞いているからだと思う。きっと山で貝殻を耳に当てたら風の音が聞こえるだろう。山に貝殻があったらそこは大昔、海だったと思ったら間違いだ。昆布の消費量が一番多いのは沖縄で、生産高日本一は北海道なのだし、大間のマグロ漁師はマグロを喰わない。それを売って金にした方がよっぽど得だ。取れた場所と消費する場所が必ずしも一致していないのがこの世の常だ。
海は空の色を反射していると聞いた。私の瞳が淀んでいるのは社会を反射しているとかそういう哲学的なことではなく、単に心が淀んでいるからである。淀川の流れが淀んでいる茶色い水を見たらそれが私だ。堤防の隅から海に流れ着くことも無く渦を巻いている。華やかな社会の底辺から濁った目で見上げている。『お前らもいずれはここに辿りつくだろう』と。その時、私は既に海に出た後だろう。
何を言っているのか分からないとなんだか高尚な詩のように思える。私は意味の分からない(例えばランボォのような)詩が大嫌いだ。しかし意味が通った分かりやすいものは『詩』とよばれないことが多いのがこの世の常だ。