『最低限の人生の役割演じてくれよ生活』その1132
歯医者にて50代に見えるおっさん『昼飯食ったら777円だったんだよ』
20代と思われる受付嬢『ラッキーですね』
50代に見えるおっさん『なんかくれりゃあいいのにね』
20代と思われる受付嬢『くれなかったんですか』
50代に見えるおっさん『7がそろったんだからね』
20代と思われる受付嬢『そういうのあったら面白いですね』
40代の私『・・・・(あくびして死ね)・・・』
要するに50代に見えるおっさんは20代と思われる受付嬢と話したいだけで、患者に接するときはあまりむげに出来ない20代と思われる受付嬢がいる訳で、50代にもなってそういう会話が不毛だと気がついていないという人生を私は送りたくない。だから私は年を重ねるほどに寡黙になってゆく。今日も咳払いしかしなかった。庶民どもを笑わせる程度のセンスはいつだって持ち合わせているが、馬鹿に自分を貶める必要も無い。
じじぃが20代の女性と結婚する話題を聞くたびに、舞台演出家も俳優もみんな哀れだと思う。