『みかんのヘタを取ってドットを数えたら中の房の数が分かったところでそれがどうだ生活』その1142
かなり遅ればせながらクイーンの来日公演をスカパーで見た。中学生のころは、家に帰ってきてまず1枚クイーンを聴く。A面B面とひっくりかえすLPレコードと言われるやつだ。静電気防止スプレーやら埃拭きなど、よくやっていたものだ。それくらいクイーン漬けの日々を暮らしていた私にとって、フレディー・マーキュリーのいないクイーンなど興味は無かった。コーヒーの無いクリープのようだ。
まぁせっかくスカパー契約してるし。程度で見たのだが、なかなか素晴らしいコンサートだった。ブライアン・メイの歌のうまいこと。『'39』の曲の美しさ。原曲からして日本語の『手をとりあって』を生涯2回目だと言って歌っていた。途中から観客の合唱に変わり鳥肌が立った。ロックとはいうもののメロディー重視のクイーンの曲はクラシック的な美しさがある。
かなり太ってしまったロジャー・テイラーにはがっかりだが。ジョン・ディーコンは不参加だったようだ。ロック・ミュージシャンは売れて引退すると太る。金があるから仕方が無いのだろう。誰か私に一千万円下さい。