『渋谷でもカメムシにやられるの巻』その1263
親切なクムジャさんは凄い映画だった。全くもって『親切』としかいいようがない。あんなに親切なクムジャさんは初めてだ。『復讐』を冷血に描くとあんなに凄惨な映画になってしまうのだなと、つくづく思った。えげつないシーンが2箇所あるので子供に見せない方がいいかもしれない。いや子供は子供。大人は大人で別々に見ればどうってことはないが。一緒に見たら気まずいかも。私が最近気になるのは被害者の被害者意識過剰という奴だ。自分が被害者だからと言って加害者に対して攻め立てる。自分が被った被害までなら話は分かるのだが、その限度を超えてさらに攻め立てた場合、これは加害者なのではないか?数字で表せないからどこが限度だかお互いに識別できないもんだから困ったものだ。
だからなるべく被害者にも加害者にもなりたくない。トラブルは真っ先に避けるようにしている。人はこれを『逃げ』だとか『事なかれ主義』だとか批判するが、そういう批判も避けたい。となると、ひきこもりか。仕事をきちんとして社会に迷惑をかけずにそっと生きています。私は。