『鼻の洗い方』その1419
会計システムの金額が合わないとかで徹夜をやったりとずいぶんな一週間だった。私は会計のデータを吐くプログラムを作ったが、会計のことはさっぱり分らない。それは設計者が分かっていればいい話であって、プログラマーが会計を知る必要はない。プログラマーが会計を把握してしまったら設計者の必要性がなくなる。顧客とプログラマーの間に設計者が入らない分伝言ゲーム的な間違いはなくなるのだろうが、互いに話す言語が分からない。会計用語とコンピュータ用語ではかみ合わない。そこを翻訳するのが設計者だ。チームというのはそういうことで、宮本がシュートを決める必要はない。高原がディフェンスをする必要はない。役割分担された自分の担当をしっかりやることで組織はなりたっている。
しかしながら人間の能力が落ちている現代では、オフェンシブなディフェンスとかディフェンシブなオフェンスなどの必要性が高まっている。能力に格差があるのだから格差社会の何が悪い。
アメリカの宇宙飛行士の事件で人間って面白いと思った。