『ゴールデンウィークに幕張でヨシモトがイベントするらしい』その1421
最近は『しゅうかつ』というのをテレビのニュースでも平然と使っていて、それって略語なんじゃねぇの?と思う私は古い人間なのかと思えば略語は平安時代からさかんに行われていて、これは短歌や俳句のせいだと言われている。4文字に略せば『~の』『~が』などの接続詞で5文字になり、短歌や俳句が作りやすいからだ。『さみだれ』というのは、今で言うと6月の梅雨の頃を表現した言葉である。『さみい季節も終わって誰ともなく雨を恋しく思う季節』の略語。後に当て字として『五月雨』を当てはめたものだ。
これと同じような言葉に『うるさい』というのがある。『うるんだ瞳で悲しそうにしていたと思ったら、今度は逆ギレで手当たり次第のものを投げないで下さい』の省略。後に当て字として『五月蝿い』を当てはめたものだ。
水洗トイレが発達した現代、五月のハエがそんなにうるさいのかどうか定かではない。ちなみに『五月晴れ』というのは『五月のような晴れた空』の意味なのでだいたい9月に使い、『五月晴れ』を五月自体に適応したら、それはそれで『当たり前じゃないか』と突っ込まれるのも覚悟のうえで言ったらよろしい。