『人はさほど人の話を聞いていない生活』その1664
祖母の葬儀にいとこが集まったのだが、前回会ったのいつだっけ?という話になり、どうやら祖父の葬儀以来だった。誰か死なないと会えない。二親等の上層部は死に尽くしたので次ぎ会えるのは一親等、つまり親が死んだときだ。うちの母か。私がコンピュータの仕事をしていると聞くと、アウトルックがどうのこうのミクシーがどうのこうの。知らんっちゅうねん。友達がいないからミクシーなんか表紙しか見たことがない。
業界人だったらコンピュータの全てを知っていると思っている。使ったこともないソフトの使ったこともない機能の使ったこともない設定方法なんか知らんっちゅうねん。で「使ったこと無いから知らない」と言っているにも関わらず、「あれはどうなってんの?」とか。だから知らんっちゅうねん!!!
で、いざ G-Mail の良さを言うと「わからん」。とか言われるし。会話にならない。
G-Mail は手元に保存しておかなくてもウェブでほぼ一生分のメールを取っておいてくれるから、手元のパソコンが壊れようが、買い換えようが知ったこっちゃない。Google ならではの検索で過去のメールを探せるし、迷惑メールは99%以上の確率で目に触れることが無い。「メールアドレスをG-Mailに変更するんでしょ?」と言われるがそんなことはない。私も Yahoo とその他いくつかのアドレスを持っているが全て G-Mail に転送設定している。だからやりとりは G-Mail 一箇所で済む。
「転送設定って?」
転送設定とは、例えば Yahoo なら Yahoo から G-Mail に送りつける方法と、 G-Mail から Yahoo のメールを読みに行く方法の2種類ある。具体的には画面を見ないと説明出来ない。
自分が知らないことは聞いてくるくせに、こっちが知っていることには興味がないようだ。