『海のもずくと消えた生活』その1666
ついーではいでつーらねはじーさらぁせー祖母が入院中、母が留守になるので、父の世話をしに姉が実家に帰っていた。
1行で4人もの登場人物を出すか。実家の冷蔵庫に訳の分からないものが一杯入っていたので整理したところ、違う場所から3つの『もずく酢3パック』が出てきたという。普段は二人暮し。しかも全て賞味期限切れ。
姉は父に「この家庭の好きなもの当てたろか?もずく酢でしょ」と聞いたら「もずく酢なんか1回も食卓に出たことはない」という。
それでいてうちの冷蔵庫は小さいと言っている。なんなん。母。経験値ゼロやん。よくぞこの母から"モノはない方がいい派"の子供たちが生まれてきたもんだ。
もうここまで生きて言っても仕方ないから言わないが。私は両親をあきらめている。