『善光寺参り』その1679
長野に行ってきた。もちろんチベット国旗を携えて。なんだあの中国国旗の大きさは。あんなものを振り回したら聖火ランナーは見えない。もっともランナーを取り囲むように護衛が追走するというから元々見えにくい。沿道には子供の姿が見られない。親が危険と判断し家にいたのだろう。
こう言ってはなんだが、チベット国旗は意外に多く見受けた。中国留学生の集団は何故か笑顔だ。この騒動の根本原因を把握しようとしていない。単に民族が集まるから楽しい的なうすら笑い。集団心理が働き『中国語でシュプレヒコール』。チベット派は笑顔なしで『フリーチベット』だ。真剣な話をしているときに笑うヤツってのが信じられない。
ここで既にヤツ等は間違えている。他民族に何かを訴えたいときには英語だろう。つまり同胞にしか伝わらない言語で何かわめいているのだ。滑稽と同時に哀れである。中国人に聞いたところ(個人に罪はないので)『中国 頑張れ』だそうだ。その通りだ。頑張れよ中国。
土曜日ということもあって留学生が集まりやすかったのだろう。あの中には入れない雰囲気だ。しかも少数派のチベット陣地にはあの押しの強さで国旗を持ってなだれ込んでくる。まるで現実のチベット侵攻さながらだ。なるほどこういうことかと奇しくも私は分かりやすい例でチベット問題を教えてもらった。
とは言え、争いは一部であって、中国国旗を持った連中とチベット国旗を持った人は何もなく往来しているのが殆どだった。そこへテレビカメラが入った途端におかしなことになる。報道するから暴力的になり、それが報道される。テレビだけ見た人はここに気をつけなければいけない。
大きさの統一された大量の巨大な国旗はどこからか配られたに違いない。世界に配信される日本での聖火リレーが”平和でなくて”良かった。ニッポンは恥ずかしくない。一部でも参加できてよかった。
蕎麦がうまかったです。