『敗北と死に至る道が生活』その1785
ezTVの「待つ男」を引っ張り出してきて見た。なぜかミヤジが薄ら笑いながら歌っている。そんなことよりあの年齢であの曲を書いていたというのが凄い。そしてその年齢で歌う彼には似合っていない。むしろ現在。曲にバンドや世間が追いついた感がある。世間には早すぎるという状態はよくあるが作った本人にも早すぎたのかもしれない。エレカシの曲は全部そうだ。むしろ今の曲の方が若い。tvkミュートマの「奴隷天国」が一番迫力がある。バンドは引き連れてなく、一人で歌っていた。誰も話しかけられない雰囲気を醸し出していた。歌い終わって「やりにくい」とつぶやいた。ビデオなのに見る度に怖い。
私がファンになったきっかけの衝撃的なHEY3の「ガストロンジャー」も見た。成ちゃんが松本人志に「ウルトラセブンになりそう」と言われたやつ。今でも鳥肌が立つ。この曲は半分即興なので後付けで歌詞テロップを入れてある。雄叫びを上げてマイクを放り投げて逃げるように立ち去った。私は翌日 HMV に行ってありったけのエレカシを購入したっけ。8年前か。
音楽で衝動を受けたのはこれと、はじめて家にステレオが来たときかけたレコード盤. CREATION の "Spining toe hold" とFMで Nirvana を聴いたときだけだ。