『敗北と死に至る道が生活』その2042
朝早く目覚めてしまった(おじぃちゃんか)のでコンフェデの決勝戦を見ていた。アメリカがブラジルに2対1で勝っている。アメリカ恐るべし。と思ったら結局ブラジルが3対2で勝ってしまった。やっぱりブラジル恐るべし。ブラジルが勝つのは必然で勝っている気がするが、例えば日本がW杯に出てもたまたま勝ったというレベルだろう。日本がブラジルに追いつくころにはブラジルはもっと進化しているからどう頑張っても追いつけないのかもしれない。人は変わっていくのに国は強くなっている。何かを継承してゆくのかもしれない。今の子供たちは中村俊輔や中村憲剛や遠藤保仁を見て育っているのだからレベルは上がってゆくはずだ。そんなことより、テレビの解説者が面白いことを言っていた。サッカー好きには当たり前の話なのかもしれないが、「2対1で勝っている状態というのは不利」なんだそうだ。案の定アメリカは2対1を3対2にされてしまった。なにがどうなって「2対1で勝っている状態というのは不利」なんだか私にはさっぱり分からないが、チーム全体の意識がそうさせるのか?負けているほうはガンガンに行く。勝っているほうは若干引いている。負けているほうが試合の主導権を握っている。
うっかり先に1点取ってしまうとあまりいい試合にならない場合がある。かと言ってわざと相手に入れさせて後から入れるほど簡単には点は取れない。テレビは俯瞰で映しているが、選手は平面で見ている。簡単に「あのスペースに出せよ」なんて言えない。だったらお前がやってみろと言われたらボール蹴る前にあんなに走れない。ジョギングしよう。自らの意思で汗をかくということをしばらくやっていない。