『敗北と死に至る道が生活』その2101
iPod Touch/ iPhone ユーザーは産経新聞が1面からテレビ面まで全部見られることを最近知って驚いた。と同時に元々折込広告が極端に少ないので、紙として購読している意味がないと思った。苦情のメールを送ったところ紙を読まないデジタル世代に紙の魅力を知ってもらうための試行錯誤でいずれ終わるそうだ。文句を言ってみたもののマンションの1階まで取りに行かずとも布団の中で朝刊が読めるので重宝している。==
「歩くのは体にいい」を久しぶりに実感した。昨日の日記に書き忘れた。青山墓地ごしに見える六本木ヒルズ。苔むす墓石とキラキラ光るビル。生と死。音はアブラゼミからヒグラシに変わりつつある。100年後私は確実に居ないがこの場所はあるのだろう。そこで誰かが似たようなことを思うか。
乃木神社に行った。明治神宮と乃木神社へ同日に行ったのはたまたま。明治天皇崩御の日に乃木夫婦が自決した部屋というのがのぞき窓から見えた。生と死。赤坂サカスにも寄ったがやっぱり TBS というのは垢抜けない感じがした。
牛と豚は人間より体温が高い。だからそれらの肉を食べるとヒトの体温では脂肪が固まる。魚は体温が無いに等しいので魚の脂肪はヒトの体に入るとサラサラに溶けるそうだ。という訳で最近魚の定食ばかり食べている。サンマは胃が無いに等しいので食べたものがすぐに出る。だから内臓まで食べても大丈夫。
醤油の味が地方によって違うのは地域で獲れる魚の脂の乗り方が違うからだそうだ。寒い地域の魚は脂で身を守っている。だから醤油では甘みは要らない。北海道の醤油はしょっぱい。南の方は魚の甘みが足りないので醤油が甘い。これは諸説鑑みた私の仮説なので言いふらさない方がいい。
嫁が九州なのでうちの冷蔵庫には甘い醤油を置いてある。餅につけたらうまかった。