『敗北と死に至る道が生活』その2135
マロンチックなモンブランを買ってきた。最近読んだ文章で一番印象に残ったやつ。
「徹底的に働いたあげくの都心の深夜の呆然となるような孤独。ふと見れば手の中には人生の何も残っていない」
このような感覚は著名人であればあるほど強いのだろう。ロックスターなんか5万人を相手に沸かせた後。その日の夜。打ち上げなども終わり、シャワーを浴びて部屋に一人。あれは何だったんだろうと思うだろう。か?そんな気持は味わったことが無いが。
先ほどの文章の続きは
「しかし、それはそれでいいのだ。よく生きようとして流れ着いた彼岸なのだから」
となっている。大丈夫だ。