『敗北と死に至る道が生活』その2228
コンピュータ技術者から言わせると車のブレーキをコンピュータ制御するなんて怖くて出来ない。多少乗り心地が悪くても単純な油圧式でいい。若い頃、山道の下りでエンジン切って惰性で走ろうとしたらブレーキが利かなくて焦った。油圧をかけるのも電力が必要らしい。となると機械式がいいのか。いやワイヤーがプツンと切れたらおしまいだ。後ろにパラシュートでもつけとかないと。開かなかったらどうしよう。考えすぎると車なんか怖くて乗れない。そういえば飛行機の飛ぶ理論計算式に虚数が入っていると聞いたことがある。虚数って何だ。
うちのエアコンはリモコンで電源を入れて本体から「ピッ」と反応音がしたにも関わらず始動しないときがある。あれは一体何に反応したのだろうか。「えっ。聞こえなかったからもう一度言って」という意味だろうか。そんな家電があってたまるものか。パソコンが普及してから全ての製造物がいい加減になった気がする。