『敗北と死に至る道が生活』その2570
花粉症の薬が切れたので耳鼻咽喉科に行ったら休みだった。耳鼻科が水曜日に休みとはどういうことだ。不燃ごみが火曜日みたいなもんだ。伝わらないか。薬だけ欲しかったので受付で聴いたら皮膚科に行けば同じ薬が出せるというので行ってみた。そう。私が行っているクリニックは5,6科一箇所に集められて処方箋は併設された薬局で。というよくある医療クリニックビル。
皮膚科は大して待つこともなく、事情を説明したら症状を見ることもせずすぐに薬が出た。花粉症患者が増えるこの時期、耳鼻咽喉科は平気で20人待ちとか言われるが、皮膚科は5人くらいだ。変なスチームで鼻を洗うこともない。あんなもの今日だけやったって意味が無いのに儀式的にやらされる。次から耳鼻咽喉科が営業中でも皮膚科に行こうと思う。
帰宅し、鼻うがいをした。生理食塩水を体温程度に温めたお湯で鼻から流しこむ。そういう装置を買ってある。これおすすめです。
「あー」と声を出しながら鼻からシャブ注入するのだが、間違えた。ラブ注入するのだが、間違えた。普通に注入でいいんだ。このときの「あー」が曙光の「あーあああーあー」だ。エレカシ好きにもほどがある。
嫁が見ているのでついでに見ている「美しい隣人」。全部どっかで見たシーンだ。「ゆりかごを揺らす手」。いじめっ子から子供を守るシーン。実の母でなく自分になつかせるシーン。ガラスの破片まみれになるシーン。
パクるならもう少しオブラートにくるんでビブラートをきかせて元を隠してしまうようなことにすればいいと思う。原作に勝てるとするならば、途中で入るビールのCMが壇れいの「金麦」になったら笑えるんだが。「やっぱりこっちよね!」なんて言いながら。