エレファントカシマシDB 管理人の日記 2011/04/21(木)

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『敗北と死に至る道が生活』その2589
 マツケンと言えば松平健と即答するみなさま今晩は。若い人は松山ケンイチだそうです。そこのあなた!若ぶらないよう。

 本を色々買った。
 
 ・震災特集のFOCUS。やけに匂いが感じられる写真ばかり。原発近くの牛舎。鳥につつかれて目玉の無い牛。その横で生きている牛。つながれたロープで水も飲めない。写真家は帰ってきてから「動転していてロープを切ってやらなかったことを後悔」とコメントしている。こういう事実から目をそらせてはいけない。肉や牛乳はパックされてスーパーに並んでいるが生産者、生産地のことを少しでも考えたことがなかったと反省しきりだ。

 夜の写真。がれきの町に降り注ぐ星。自然による悪夢と美しさの対比が強烈な1枚。プロの写真家が伝えたいことは、うすっぺらな民放の報道より伝わってくる。FOCUSに出ている広告がことごとく出会い系。この対比も強烈だ。人間って何だ?と思う。物が無い状態で板や畳を探し出して載せてやり、死体に毛布を掛けている自衛隊。遺体安置の丁寧さは日本の国民性をあらわしている。スマートフォンで撮られた多くの津波の映像には動いている車が飲み込まれるシーンが多数あるが、うすっぺらな民放の報道はそういうシーンをことごとくカットして放送している。私たちは地球を一周しないと日本で起きた真実がよく分からない。


 ・三陸海岸大津波/吉村昭。明治29年(1896)/6/15 20:00 と昭和8年(1933)/3/3 2:30 に起きた三陸海岸大津波とチリから伝播した津波に関する歴史の証人者たちのインタビューをあつめたドキュメンタリー。壊滅した村には盗賊が現れ、漁業は3年間出来なかったとか。これを機に一生気が狂った人。精神状態による自衛隊員の軽微な犯罪もニュースで聞いたばかりだ。
 
 迷信を信じて助かったもの。逆に迷信を信じて助からなかったもの。でも人々は徐々にまたそこに住む。”忘れてはいけない”とか言うけど、”忘れる”ということで生きていける強さもある。震災直後は悲しみの記憶は感情全体にあるが、徐々に芯となって強さに代わるのだろう。トキグスリというやつだ。
 
 復興は政府主体では絶対にダメだと思った。無駄な延命を拒絶し、ある意味自ら命を区切った吉村昭氏が今回の災害を見てどのようなコメントを残しただろう。これ以外にも「破獄」「漂流」「戦艦武蔵」「零式戦闘機」などなど日本人として吉村昭氏の本は全部読んだほうがいいと思う。


 ・JIN-仁-。全20巻。ドラマが面白いので原作とどう違うんだろうと思って買った。新品だと20回クリックしなければならなかったので、中古全巻で買った。ワンピースは1クリックで全巻揃うのに。中古でも値段はあまり変わらなかった。マンガを全巻買うなんて初めてのことだ。

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