『敗北と死に至る道が生活』その2809
msnのレポートかなり昔だが、母が同級生を名乗る男に会社の電話番号を教えてしまったため会社に勧誘の電話がかかってきた。無言で切ると、何をどう辿ったのか当日夜に自宅の電話にかけてきた。きっと珍しい名字なので、別に流出した名簿と照らしたらたまたま分かったのだろう。
今、名寄せの作業をしている。「名寄せ」は元々金融機関の用語。複数の会員情報から二重登録と思われるデータを1行にする作業だが明確に分かるものではない。インターネットの世界でも名寄せの作業が行われて個人が特定されてしまう場合がある。例えば Amazon のパスワードと他のサービス会社のパスワードが同じだったりすると、悪意を持った Amazon の社員であればメアドとパスワードの組み合わせで片っ端からログインさせてみたりすることが簡単に出来てしまう。だから同じパスワードを使いまわすなと言われている。とは言え全部変えていると自分でログイン出来なくなってしまう。で、その都度「パスワードを忘れた場合」をやってメールしてもらう。そのメールアカウントのパスワードもバレてたりして。だからパスワードは定期的に変えろとも言われている。変える必要はないとも言われている。現代社会は疲れる。精神的な疲れは肉体を癒して、肉体的な疲れは精神を癒すといいらしい。