『敗北と死に至る道が生活』その2903
スペイン滞在中 CAMPER のページにアクセスして気がついたのだが、現地から CAMPER JAPAN のページを見てもユーロで出てくる。逆に帰国後、 CAMPER ESPANA のページを見てもジャパニーズ円で出ている。アクセス元の国情報を見て価格表示を操作している。これは日本の価格設定の異常さを気づかせなくするためのマジックだろう。例えば Amazon 横断検索というページで CAMPER を検索すると日本の価格設定の異常さが分かる。これだけ円高なのにメリットが全くない。送料払ってもイギリスの Amazon から買ったほうがよさそうだ。フランス語とか分からないので。同じ問題にアメリカのパタゴニアのページで気がついた人もいる。海外ブランドはほぼそんな仕掛けをしている。こんなくだらないことをやられると国内で買う気がうせる。日本はなめられているのだ。
一方で日本のWebサイトはデザインが酷いと海外から言われているそうだが、「eBay でヒドいデザインの方がコンバージョン率(サイト訪問者数に対して実際に取引に結びついた人の割合)が高かった、という話」という興味深い話題もある。表参道ヒルズに並ぶ整然とした店は入りにくいが、ドンキ・ホーテで緊張する人はいない。楽天のページって「きったねぇなぁ」と思っていたが、あれはわざとそうしているのか!私は変なメールがバンバンくるので楽天では買わないけど。
うちのページのデザインは2003年で止まっている。考えがあってこうしているのでなく、デザイン力がないせいです。