『敗北と死に至る道が生活』その3058
H.I.S.に行って来年のGWのロンドンパリ成田の航空券を予約してきた。専用端末の座席表を見せてもらったのだが、ブラウザじゃなく専用のソフトウェアというか端末。文字情報のやりとりなのでスカッ速い。コマンド入力欄に謎の文字列を打ち込んでいる。入力が一箇所なのでマウスすら存在しない。最後 "E" でエンターしたら終了してた。黒い画面にコマンドを打つだけのDOSを思い出した。これじゃ一般客が重たいブラウザから予約しようとしても負けるに決まってる。20年くらい前に上司が、「将来はデータが自ら手を挙げる」と言っていて、何のことかさっぱり分からなかった。昔のコンピュータはハードディスクにある情報を仮想的に区切って、ここからここまではこんな意味のデータということを書いたり読んだりしていたが、なんとなく分かった気がする。それにはトラフィックが多すぎるけど。自らが名札をぶらさげてやってくるのだ。一方 "E" が1文字で来たら終了というのはシンプルでいい。ただし汎用性がない。HTMLは流行りすぎて今更変えられない。