『敗北と死に至る道が生活』その3132
私の漢字の書き順がめちゃくちゃな理由がなんとなく分かった。小学生のころ同じ漢字を10回くらい縦に書かされた記憶はないだろうか。あれにはどんな意味があったんだろうか。上に書いた字を眺めて反省して次を書く。などということは小学生には分からない。先生はそう言ったのかもしれないが、言ってないかもしれない。とにかく書かせれば覚えるだろうということかもしれない。例えば「田」を書かされたとすると、私は縦棒を10回連続して書く。「川」を書くのではなく、左側だけ10個書いて、真ん中を10個書いて、右側を10個書く。この方が鉛筆の動作量が少ない。すると「川」みたいな字が10個出来上がる。そこに「三」を10回上書きする。結果的に「田」に見えなくもない図形が10個出来上がる。美しさより効率を優先してしまった結果だ。それはそれで理系の頭脳を作るには良かったのかもしれない。
そして現在の「田」の書き方。丸を描いてプラス記号を入れる。「田」は三画。。。。だめだ。