『敗北と死に至る道が生活』その3283
鼓動回数でみると人の体というのは本来40年で寿命なんだそうだ。心臓の鼓動回数は決まっていてネズミも象も同じ。ネズミは鼓動が速いから寿命が短い。人間は前半20年で自分の世代を過ごし、後半20年で子孫へ継承する。だから式年遷宮は20年単位で行う。現代は医療も食料調達も便利になり、倍くらい生きられるが、40過ぎたらおつりの人生。ハードウェアとしての肉体はとうに保証期間を過ぎ、家電製品で言えば「買い換えたほうがいいっすよ」と言われるようなシロモノである。
私はとっくにお釣りの人生を生きている。お釣り貰い過ぎたら足早に逃げろ。なんのこっちゃ。