『敗北と死に至る道が生活』その3438

蔦谷さんが[先輩ROCK YOU]という番組に出ていた。歌手の音声を1文字単位にレベルを変えていた。いいところは上げて「ねぎらってあげる」と表現していた。盛り上がりすぎて声が大きい場合は曲としてレベルを合わせるために下げるのだそうだ。デビュー当時のエレカシはそれをむき出しでやっていたが、最近のエレカシはこんな風に丁寧にパッケージされているんだと思った。どの業界も洗練されつつ進化してゆくのだと思った。
5歳の子がXbox Oneのセキュリティ破りに成功–Microsoftから感謝状 - TechCrunch
この子凄い。ことではあるが、こうなるとテストパターンって無限にあって試せないんじゃないかと絶望的にすらなる。私達コンピュータ業界はアプリをつくり上げると、必ずテストを行う。それは単体であったり、他の要素との組み合わせの結合テストであったりするが、いかんせん人間が行うのでテストパターンにも限界がある。5歳の子供がやった「スペースキーを1337回たたいた」なんていうテストパターンは無い。これをやりだすとキリがない。カーソル位置がここでスペースキーを1万回、違うところで1万回。。。。日が暮れてしまう。っつうか朝日が登ってしまう。
という訳である程度のところで出荷となる。出荷後に不具合があれば、車や石油ストーブなどのハードウェアは回収やら修理でもの凄く費用がかかる。ソフトウェアは後でいくらでも直せるのでその辺の危機感は足りないのかもしれない。