『敗北と死に至る道が生活』その3468
昔お世話になっていたテキストサイトを開いてみたら閉鎖していた。閉鎖のコメントにこんなことが書いてあった。
こんにちの生活は、必ずしも豊かになったとは言いがたいものがあります。
世を占めるウェブサイトの多くが時間泥棒へと姿を変え、ときには人々を苦しめるための凶器に成り下がっています。
画面の4分の3が広告や無意味な情報で埋め尽くされ、人々を機械の前に縛り付けて離さず、未知なるものと出会うための時間を奪い、機械無しで生きてゆくための能力を奪ってゆきます。
「記事を読む」という行為が「前に読んだか」のチェックになってしまう時がある。子供の頃、家に黒電話もなく、隣の家に借りに行っていた。人間の一生の内にこんなに進化してしまうものか。