『敗北と死に至る道が生活』その3813
人は「阪神の優勝を2回見たら死ぬ」そうだ。いよいよだね。今の若い人は知らないシリーズ。その3。昭和の後半戦にカセットテープというのがあった。長~いテープに音を録音していたのだ。本当の話だ。長さは要るけど幅はそんなにいらないからって誰かが「往復で使えばいいじゃん」と言い出した。そう。ビートルズの時代は片道だったのだけど、市販の段階で往復になったのだ。本当の話だ。ひっくり返すからそれを「B面」と名づけた。その前にレコード盤ってのが「B面」を持っていたから当時の人にとっては理解出来たのだ。現代人は「B面」を理解できないだろう。MP3のどこを引っくり返してもひっくり返しようがないからだ。裏にして入れると「B面」。右にして入れると「C面」。左で入れると「D面」。そのうち左右しかなくなったのが後に「CD」と呼ばれる。これについては今でも残っているのでピンとくるだろう。「CD」も裏っ返せば「B面」で再生出来そうだがいかんせん片面のみで収まってしまったから裏の需要がなかった。二枚組なんかそうすりゃ1枚組で済んだところだ。「E,F,G...」いろんな規格が出たがあまり流行せず、MP3とかMP4に落ち着いた。MP4にはアイルトン・セナが乗っていた。今ではMP4-30の時代だそうだ。本当の話だ。