『敗北と死に至る道が生活』その3897
年のせいか早口すぎて漫才が聞き取れない皆様こんばんわ。正月はナイツの迷走ぶりが一番面白かった。「迷走ぶりを見せつける」というネタなんだろうなぁ。さすがだ。ロッチの試着室はたったあれだけのネタなのに笑ってしまうのは何だろう。ああいうのを芸と言うのだな。そういやナイナイってコントも漫才も見たことがない。好き嫌いはあれど爆笑問題はえらい。昨年買ったハンドミキサーが3分で動かなくなった。ったく。保証期間内なので修理に出しに行ったが、正常なら出費しなくていい電車代。さらに直ったら取りに行かなきゃならないし。お金は微々たるものだが、時間と、なによりハンドミキサーが横にあるのに手動の泡だて器で生クリームをこねくり回す作業がばかばかしい。
こうは見えても私は電気屋さんの店員だったことがある。
当時から思っていたことがある。
人は不良品に余計な出費や手間をかける。
これは店員にもあてはまる。余計な手間を取らされる。
で、顧客はあらかじめ切れ気味だ。
私が作ったんじゃないのに。
だから謝らない。「そうなんですね」と症状を聞いて預かりメーカー送りする。
謝らない店員がいても怒らないでほしい。
一方正常品は何もストレスがない。
ストレスなく使えた電化製品にこそお礼を払いたいくらいだ。
と。
もう、うん十年前の話だから書くが、メーカーリコールがかかって部品を無料で交換しなければならない事象が発生していたが、社長は客に何もせず、故障の電話があってから無料で配られた部品を交換して9,800円取っていた。出張修理に行って基盤を交換するだけという楽な修理だった。これだけのネット社会になってしまった今では大問題だ。いや当時から大問題なはずだが。