『敗北と死に至る道が生活』その4174
「やってしまう」可能性が怖い。目の前にボールが飛んで来たら捕ってしまう。それがホームランかフェンスに当たるか微妙な場面だとしても。運転してて車にぶつかったら逃げてしまうかもしれない。冷静な今だったら「捕らない」「逃げない」と思っているが、いざ突然実際にそうなったら保証はできない。みんな平常心で批判ばかりしていて怖い。そんなしくじりをしたら一発退場。怖い怖いと思っていたら余計にやってしまいそうで怖い。昔、富士通のおぺれーたーとして勤務していた頃、大型汎用機の真っ赤なエマージェンシースィッチがあって、「ここだけは絶対に触るな」と言われていたのだが、それを押した奴がいて即日解雇されていた。日本の「押すなよ」は「押せ」って言う空気がある。でも一発退場。おとり捜査みたいなもんだ。