『敗北と死に至る道が生活』その4349
空を撮ろうとしているのに入ってくる人って何なんだろう。スマホのカメラで自撮り用のレンズに切り替えると画像が反転している。これでは他人から見た自分が写らない。鏡を見ているのと同じ状態である。他人から見た自分が写るようにするには後ろのレンズに切り替えたらいいのだが、後ろに自分がいないから自分では見られないのである。自分が写る位置に移動するとこんどは画面が見られないのである。どんなに急いで移動しても無理だった。
こうなると鏡に映った自分を自撮りモードで見ればいいと思った矢先に、そういうアプリがあることを知った。っていうか、自撮り用のレンズでシャッターを押して保存される写真は何故か他人から見た自分になる。保存のときに更に反転しているのだ。自撮りモードでは狙った画像と違う画像になる。試しにお菓子の袋を持って自撮り用のレンズに切り替えると文字が反転して読めないが撮影後は読める文字になっている。自分から見た自分は反転しているということに気をつけて生きていかないと大変なことになる。文字が逆になっているくらいだから、発言も逆に取られている可能性がある。だから嫌われているんだろうか。いや、本来の自分の逆なら好かれる筈だが。あれ。いずれにせよダメってことか。