『敗北と死に至る道が生活』その4397
私たちIT系のSEは素人さんが言ったことをコンピュータで可能な処理に置き換える。エクセルのここを見ながら一致した行のこの列を貼り付けている。と言われればそれを自動的に出来るような仕組みを作ってあげる。一致しなかった場合どうする?とか、複数一致したらどうする?と聞くと「そんなことはない」と言われるが、処理としては実装してメッセージが出るように作る。ユーザーの言うことを真に受けてエラー処理を作らないSEもいる。そんなメッセージは一生出ないかもしれないが、万が一データ側にエラーがあった場合、処理側の責任にされる。いかに「寄り添うか」ということだ。先日、母が夜中に腹が痛い(昼間はおさまる)と言うのでかかりつけの病院に連れて行ったら、触診と聴診と問診だけで「特に悪いところはない」と言われて痛み止めだけで帰された。かかりつけの病院であるが、飛び込みで行ったのでかかりつけの内科医ではない人にみてもらった。
後日、かかりつけの医者が居る日に行ったら十二指腸潰瘍だと言われた。初回の医者は何を考えているんだろうか。「夜中に腹が痛い」で調べてもなかなか情報がなかったが、十二指腸潰瘍で調べたら「空腹時に痛む。何か食べると収まる」と書いてあった。まさにこれだ。
医者に行ってるのに何で家族がネットで調べなきゃいけないんだろう。特にめずらしい病気でもないのに。
毎日1個リンゴでも投げつけてやろうか。 1日1個のリンゴは医者を遠ざけると聞いた。もったいないからやめた。そのくらいの勢いだ。どんな業界にも気が利く人とそうでない人がいる。でもそうでない人も最近は「気が利かねぇなぁ」と差別してはいけない。そういう性質を持って生まれた人もちゃんと認めて共存する時代になってきた。