『敗北と死に至る道が生活』その4520
今日、出がけに時計代わりにテレビをつけていたら、王様のブランなんとかという番組をやっていて、本物の王様ならブレクファストもランチもちゃんと摂れるはずなのに・・・などということも思うわけもなく、妻の着替えを待ちながら尻を出している姿を尻目に、そこに映っていた映像を見ていた。今どきのお笑いタレントのくせにひどいことを言うな。と思った。そこにいたのはオリエンタルラジオのパーフェクトではない方の芸人だ。彼の年齢など知らないが、今どきの時代に生きているくせにそんなことを言うんだと思った。
ニュージーランドのロケで店員に「Waht Your Name?」と言った。昭和の人間なら荒井注の影響でそんなこともいいがちだが、あれは占領下の米国人が日本人に向けて言ったフレーズである。無理やり和訳すれば「貴様、名を名乗れ」だ。現代に生きているくせにどこでそんなフレーズを覚えたのだろう。
2020年にはオリンピックで様々な外国人が来日するので、たまたまこの文章を読んでいるあなたには知ってほしい。既に知っている人も多いだろうけど。
前振りが長くなったが、名前を聞くときは「May I have your name please.」だ。日本にはカタカナというのがあるから「ワッチャネーム」と覚えてしまうが、「May I have your name please.」を無理やりカタカナにすれば「メアイハビュアネイプリ」だ。これをなるべく早く言う。下手すりゃ「your name」だけ聞こえればあとはなんでもいい。噛んで言い直したら逆に分からなくなるからそのまま行け。「おはようございます」が「あざーす」になるのと同じ原理だ。ネイティブなら多少聞こえなくても耳が補う。