『敗北と死に至る道が生活』その4659
吉村知事の「出前ポイント」策、キャシュレスのプロが絶賛する理由 “庶民的視点”が活きている大阪の実態はよく分からないが大阪府知事にはみんなが好印象だろう。東京都知事も頑張っているほうだ。一方訳の分からない知事もいる。危機を前にすると裁量がにじみ出ますね。
「出前ポイント」というのは既存の民間の仕組みを利用しているのが素晴らしい。行政のやることはとにかく遅いので、民間にまかせた方が良い。民間にまかせた方が良いとは言え、システム開発なんかを民間にまかせると、既存の行政寄り企業しか受注できないので、ロクなことにならない。要するに仕様から開発から実装から運用まで全て新規開発ではなく、既存のパッケージに乗っかってしまう方が早くて安くて美味い。
誰だか忘れたが、会社の決算書類でマイナスの数字を▲で表すという決まりがあったのだが、海外のパッケージを導入したらマイナスは()表記になった。ここでパッケージ開発会社にお願いして▲表記にしてもらう個別パッチを当てたがるのが行政。会社の仕組みを()表記にしてしまえば、それですむ。費用はかからない。パッケージ会社も金になるとばかり、▲表記にする個別パッチを当てて100万円ふんだくる。
行政系ITベンダーとは業界でF士通やらN**DATAやらO**電気のことだ。具体的にはこういう問題がある