『敗北と死に至る道が生活』その4828
「お尻からナメる」と普通の人に言うとびっくりされる。IT業界用語である。プログラムというのはほぼ、繰り返し処理を繰り返している。例えばエクセルの「2行目から、入力されている行までを加工しながらデータベースに登録」など。人間がやるならいちいち目で見て画面入力して、登録ボタンを押す。これの繰り返し。プログラムであれば処理を数行書いて、それを繰り返せという数行を追加して実行する。所謂ループというやつ。あとはコーヒーでも飲みながら待つだけ。ワクチン接種のデータベース化もこうなってれば楽なのだが、いちいち入れる仕組みを用意されているが、忙しい中いちいち入れていられないので、データが集まらない。で、「お尻からナメる」と言うのは2行目からではなく最終行から上に処理していくパターン。例えば処理が終わったら削除するような場合は、お尻からナメた方がやりやすい。理由は説明しても分からないだろうから書かない。
さあ、あなたも勇気を持って「お尻からナメて欲しい」と言ってみよう。