『敗北と死に至る道が生活』その4891
昔、結婚式の司会をらったことがある。私は目立つことが嫌いなので、断ったら目立つと思い、引き受けたのだ。いかに目立たなくするかというと、特にうまくもなく下手でもないBGMのような司会を行い、なんなくすり抜けた。下手くそだと目立つ。違和感があると印象に残ってしまう。スピーチはある程度印象的であるべきだが、司会は印象に残らない方がいい。主役は別のところなのだから。ここで重要なのは「違和感があると印象に残ってしまう」だ。逆に言えば印象に残したいのなら違和感を与えるといい。そうかミヤジのギターが下手くそなのは戦略だったのか。先日の生放送での弾き語りはいったんやり直したが、その後もコード進行がおぼつかない。楽器はまかせて歌に専念して欲しいものだ。