『敗北と死に至る道が生活』その4901
とあるウォーム系の生物を真っ二つにちょん切ると、頭の方から下半身が生えてきて、下半身側からは頭が生えてくると聞いたことがあるが、本当だろうか。人間もそうなら良かったのに。母が向かいの家に鍵を預けて、「何かあった時用に持っておいて」と言った事について、姉がもの凄く怒っていた。ひとんちの鍵なんか預かりたくない。母は昔の考え方が抜けない。なんでだろう。同じ現代を体験していて、現代の空気の方がよっぽど現実なのに、昔の空気を優先させている。宅配便を隣り近所に預ける時代から抜け出せていない。ヤマトなんか自宅の置き配だって条件が整わないとやってくれないこの時代に。もしかして現代を生きていないのだろうか。
生ける屍さようなら。