『敗北と死に至る道が生活』その5096
初老の我々が生きて来た青春の方が面倒な人が多かった。そして今も初老の面倒な人が、コンビニやスーパーで、スマートな若者に対して吠えている。私は自分の20代の空気が苦手だった。特にとんねるずには吐き気がしていた。大人しい人は根暗と称され、馬鹿騒ぎしている明るい空気は作られたものだった。丁度バブルが弾けるのと同期して時代は終わった。
私は今の若者をリスペクトしている。藤井聡太や大谷翔平、サッカー日本代表。漫画で描いてもありえないような事を涼しい顔でやってしまう。Chilli Beans.の最新曲はまるで黄金期のU2のようだ。
今の若者は変な尖り方をしていない。野茂英雄とか中田和寿のようなプレイは熱いけどクールみたいな時代すらもやり過ごし、素直な子が多い。
若者に日本の未来を託せば明るいのに、残念ながら制御しているのは「どうせもうすぐ死ぬ」という意識を隠し持った老人達だ。60超えたら選挙権を無くせばいいと思う。