『敗北と死に至る道が生活』その404
企業などのアンケート調査がむかつく。お客様の意見を求めて改善しようとする魂胆だろうが、『改善前の商品』を買わされて、挙句の果てにアンケートという手間までかかる。その結果、よりよい商品になったとしても『改善前の商品』を『改善後の商品』に取り替えてくれる訳ではない。
例えば阪●交●社の旅行に参加すると、必ず帰りの車内でアンケート用紙が配られる。無記名制なのだが年齢を書く欄がある。ちょっとした不満を書いたのだが、添乗員が私と彼女の年齢と参加者名簿の誕生日を照らし合わせたらしく、私たちの傍にきて『私何か足らなかったでしょうか?』ときた。
恐らく他の参加者は『大変良かったです』かなんか書いたのだろう。そんな意見は全く役に立たない。少々厳しい意見の方が企業のためにもなる。
無記名なのに特定されたことにも腹が立つ。もし改善されたとしても同じコースの旅には行かないだろうから私たちには全く利益が無いのである。次の人の役に立ってなんだというのだ。
あんなもん真面目に書いたほうが馬鹿をみる。阪急●通●のアンケートは白紙で出すことに決めた。毎回毎回どの旅でもアンケートを書かせているのだろう。100%満足な旅を提供出来ていないという現れでもある。その点、はとバスはお茶もうまいし、手間もとらせない。まぁ●急交通●は安いからよく利用するのも事実だ。
こうは見えても日帰りバスツアーによく行くのである。