『敗北と死に至る道が生活』その463
サッカーで市立船橋がプロに勝ったらしいが、プロは『高校生に負けるわけにはいかない』という気負いとプレッシャーの中で戦うのに対して、高校生は負けて当然、勝ったら凄いという状況の中で戦うのだから、結果的にどちらが勝とうが驚くべきことではない。エレカシは春にバトルオンだのバトルインだのやったが、結果的にミヤジが言うには『完敗したんですね』と言い切った。私から見ればエレファントカシマシはメインストリームに乗って戦うバンドではない。世間がもてはやすメインストリームとは一体何なんだろうか。私は非常にくだらない世界だと思う。エレカシが『普遍性』であるのに対し、メインストリームに乗っかるくだらねぇ奴らは『一過性』に過ぎない。逆に『一過性』を利用して儲けをあげている連中はまぁ大したもんだとは思うが。(少し前のつんくとか、もっと前の小室哲哉とか)
鮭が上流にたどり着いたらそこで終わりだ。たどり着きたいと必死に泳いでいる状態こそが美しいのだ。『エレファントカシマシin東京ドーム』。ありえない。『エレファントカシマシin新宿コマ』。お似合い。
エレカシには完敗し続けて欲しい。勝ってしまったら『勝ちに行こうぜ』とは言えなくなるのだから。