『敗北と死に至る道が生活』その523
この時期やたらチョコレートの宣伝があるので、チョコレートを喰いたくなる。昔はこの時期にチョコレートを買いに行くのが恥ずかしかったが今では全然なんともない。そりゃそうと黒豆ココアはうまい。今日、万歩計をつけて1日歩いてみたら5,000歩。意外に歩いているので驚いた。家から会社までは約1分。デスクワーク。それで5,000歩。1日1万歩歩くのは難しいと聞いたが、ちょっとタカシマヤでもふらついていたら簡単にクリアできそうだ。自戒も込めて引用
自分が勝手に抱いたイメージが、もっとも大きくしかも頻繁にはずれるのは、人との関係においてだ。だから安易に傷つけられる人たちの多くは、人という根源的に具体的な存在から遠いところで生きている。傷つくのを恐れるあまり、人とは深くつきあわず距離を取る、という方法を採用すると、どういうことになるか。人との距離が遠くなればなるほど、人から自分に向けられたほんのちょっとしたことにもいちいち傷つく、という状態におちいるのではないか。そしてその防壁の機能を果たすのが、癒しと総称されているものであるようだ。
by 坂本龍一
by 坂本龍一