『敗北と死に至る道が生活』その569
私は以前、偶然にも成田から東京に帰る電車の4人掛けボックスシートで糸井重里とスタッフの3人と同席したことがある。雑談が小耳に入ってきてしまう。スターバックスの話をしていた。スターバックスはシアトル系のカフェで、シアトルはアメリカにある。喫茶店のくせに禁煙とはどういうことだと。メニューをヨーロピアンにしてお洒落感を醸し出している。アメリカ人が感じるお洒落感だ。だからミディアムのことを『トール』、ラージのことを『グランデ』などと言っている。といったような会話をしていた。
そんな話も忘れかけた先日『爆笑問題のススメ』に同氏が出ていて、同じ話をしていた。番組ではそんな欧州テイストをアメリカ経由で日本に持ち込んだから『複雑骨折』していると表現していた。『日本におけるスターバックスは複雑骨折している』凄い表現力だ。